見出し画像

膨張剤の秘密 ベーキングパウダー編①

◉名前



オーブンで焼くのに用いる粉末ということで、


英語でベーキングパウダー(baking powder)


と呼びます。


また、別名でふくらし粉と呼ばれます。




◉成分


主成分は炭酸水素ナトリウム(重曹)であり、


さらに助剤・遮断材が添加されています。


それぞれの成分について詳しくみていきましょう。


・ガス発生剤

機能:熱や助剤の力で分解が行われ炭酸ガス(CO₂)を発生する薬剤

例)炭酸水素ナトリウム



助剤(酸性剤)

機能:ガス発生剤に作用し分解のスピードやガス発生開始温度など調整、反応後の㏗も調整する

例)クエン酸、酒石酸、ミョウバン等


遮断材

機能:保存中にガス発生剤助剤が反応しないように遮断する

例)小麦粉、コーンスターチ等



また目的とするお菓子に合わせ

数種類の酸性剤が選ばれ、一つの製品に配合されます。


炭酸ガスを発生するスピードによって、

速攻型・持続型・遅効型などの


ベーキングパウダーが存在します。




◉ベーキングパウダーを使用するお菓子



・ケーキ

・マフィン

・ビスケット

・ホットケーキ

・饅頭の皮

・イースト未使用のパン

などがあげられます。





実はいくつもの種類があるベーキングパウダー。


引き続き、


次回もベーキングパウダーの秘密について


深掘りしていきたいと思います。



※bitesjapansquadの投稿:きぴり

この記事が参加している募集

#探究学習がすき

7,472件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?