ムースとババロアの違い
⚫︎ムースとは?
ムースとはフランス語で「泡」という意味があります。
基本は泡立てた生クリームとイタリアンメレンゲを加え、ピューレなどで味付けしたものが「ムース」と呼ばれていました。
時代とともに様々な配合ができ、
生クリーム×アングレーズソース
生クリーム×ピューレ
生クリーム×チョコレート
など、イタリアンメレンゲを使わずに素材を合わせる物もムースの分類として主流となりました。
⚫︎ババロアとは?
ババロアという言葉はフランス語で「バイエルンの」という意味があります。
諸説ありますが、ドイツのバイエルン王国に仕えたいたフランス人シェフが、貴族たちに振舞うために考案したスイーツと言われています。
ババロアは、牛乳、卵、砂糖で作ったカスタード風味のソース(アングレーズソース)に泡立てた生クリームを加え、ゼラチンで冷やし固めて作られます。
⚫︎ムースとババロアの違い
ムースよりババロアの方がややゼラチン量が多いため、ムースは泡のようなふわっとした食感、
ババロアは弾力性のある食感が特徴と言えます。
また、ババロアはスイーツのみ、ムースは料理としても使われることも大きな特徴と言えるでしょう。
ですが、実際のところ、2つとも材料はほとんど同じであり、現在では時代とともに職人による様々な製法があるため、作り手の考えで分けられることが多いです。
※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt
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