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個展「その希望/私の記憶について」SAKI OTSUKA

♦[個展のお知らせ]♦
今回は、直接的な私の記憶についての個展となります。「私はここにいる」という絶えることのない私のメッセージは、失われた自己の修復や叫びですが、他の誰かの「私はここにいる」と共鳴するものです。

直接的な私の記憶は私だけのものではありません。カラスが私達の仲間であるように、私達は仲間であるからです。


「その希望/私の記憶について」

2024年05月11日(土)– 06月1日(土)
May 11th (Sat) - June 1st (Sat), 2024


これは、ある日の記憶や希望を青空を飛ぶカラスに投影し、"白い人間"のインスタレーションと共に表現しています。
セルフポートレートをコラージュした作品や、24点のカラスのドローイングを展示。
カラスの作品は動画作品としても公開いたします。

SAKI OTSUKA ステートメント:
私にはカラスが人の姿に見えるのです。

カラスへのイメージは様々だと思いますが、マイナスのイメージも、プラスのイメージもあるカラスはまるで人間の誰かのようだと思うのです。

私はカラスという存在に様々な意味を持たせます。

痛みや寂しさや孤独。強さや憧れや愛情。男性性や女性性について。

カラスは私自身の姿です。

カラスは他の誰かの姿でもあります。

心の混乱から世界に白以外の色がなくなったとき、視力を失い何も見えなくなったことへの恐怖が私を襲いました。そのとき、私は自分がカラスになったのだと知りました。カラスになった私を私は受け入れることができなかった。けれど、私を救ったのはカラスでした。

この作品は、私の恐怖と希望です。

SAKI OTSUKA
幼少期から絵を描くことに惹かれ、15歳に発症した複雑性PTSDと共に生きるように絵を描き続けている。自分が「ここにいる」という一貫したメッセージを込めて創作活動を行い、自己の中心から発せられる力を客観的な写真に落し込み写真家としても活動している。インスタレーション等、作品は多岐にわたる。

オープニングレセプション開催
「その希望/私の記憶について」展初日の5月11日(土)17:00~20:00には、SAKI OTSUKAも在廊のオープニング・レセプションを開催いたします。皆様のご来廊を心よりお待ちしております。


会場では、オリジナルBOOKやトートバック、トレカ等も販売いたします。


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