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学校が合わないならば「2024/4/8-4/14」

不登校がSNSでもよく話題になっている。
不登校について悩んでる親や本人の投稿がたくさん投稿されていて、なんだか辛そうなものばかりだ。
娘は小学生から不登校気味で、中学も不登校からの退学、フリースクールと行った流れだった。
私はあまり重く受け止めなかった。だって学校のシステムとか、あの小さな社会の違和感とか、普通に居心地のいいもんじゃない。疑問を抱くなという方が無理だし、従うことが出来ない子がダメなわけじゃない。私からしたら、あー、やっぱりかぁっていうくらいのだよね感。
中学生になり会話がちゃんと出来るようになってからはまだマシだったけれど、本人も自分が感じていることの整理がついてないしまだ幼くて言語化が難しい。他人に行きたくない理由を説明出来ないし、質問にも答えられない。明確な理由が本人から出て来ないので先生達が困ってしまっていた。原因がハッキリしていないから、担任は自分のせいかもしれない、学校に問題があるのではないかっていう話になる。もちろん、先生のせいでは決してないと断言して、安心してくれと伝えたけれど、先生からしたらどう向き合えば良かったのかと困らせてしまっていた。
自分の内側に向き合うことは必要だと思ったし、本人の為に考えさせなくてはと自分の気持ちを言語化しよう!と話し合った。ちゃんと考えを言葉にしてごらん?ちゃんと自分の感じてることを伝えて、諦めないで考えるんだよ?と毎日毎日言葉が本人から出るように一緒に考えた。でもまあ、さっぱりなんにも出て来なかった。
当たり前だ。相手は子供なんだから。
私達大人だって、あとから自分の気持ちに気が付くなんて多々あるし、自分の発言の本当の意味に何年もたってから気が付くなんてことだってある。それなのにまだまだ子供の彼女に大人のようにスラスラ理由を述べろなんて、まあ無理だ。そんなタイプなら、もっとうまく立ち回るだろうし、不登校になるにせよ理由を先に話して大人を納得させる。私自身がそんなタイプだった。だからこそ娘が全くそうじゃないことが分かるので、まあ子供らしくて幼くていいんじゃないかなあと私の本心では気にしてなかった。

しかし、周りの大人達はピリピリしていた。将来の心配とか、イジメがあったのかとか、怠け癖なんじゃないかとか。勿論、イジメのことは調べたけれどそんなこともなく、もうじゃあ仕方ないじゃんって態度の私に周りの大人達は苛々していた。

確かに不安かもしれない。
でも、そんな不安になってもしょうがない。
1番不安なのは子供本人だろうし。

私は、学校のような社会と合わないなら合わないでいい。合わないだけで問題視しなくてもいい。と考えている。そりゃ、いわゆる一般的に親が望む普通の生活じゃないかもしれないけれど、そうゆう仕事には就けないかもしれないけれど、無理なら無理なんだから、理想通りじゃないってだけで悲観しなくてもいい。



家にいるパターンの子供なら親は向き合える。家族を嫌ってないってことは救いで、家が安心出来る場所ってことだ。

私が娘を否定しなかった理由は家にいる子だからもある。家族のことは嫌じゃないなら問題ないんじゃない?学校ってのが苦手なら他の生き方にしましょうかって感覚だった。 

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