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沈黙されることも、見てみないふりされることも、無関心という加担も。

夢見が悪い状態が続いている。
世間ではジャニーズ事務所の性加害問題が騒がれていて、私のような性被害者はしんどい精神状態になってしまってる人もいるんじゃないかと思う。

私が性加害をジャニー喜多川がしていると聞いたのは中学生の頃だった。テレビか友人か噂話か…どこかは忘れたが、嫌悪感とジャニーズ好きなクラスメイトのかわいそうだけどがんばって欲しいとか、〇〇君はされてないはずとか、そんなちょっと理解しがたい感覚に戸惑いを覚えた。

テレビ、メディアは汚い。本当のことなんて言わない。そんな感覚も私の中に生まれた。


やっと社会が変わろうとしている。
報道されたことで、性犯罪についての認識や対応策がまた一歩前進すると思う。

テレビに出てるタレント達は口ごもる人の方が多い状況だろう。大御所といわれる方々からはズバっとした言葉も出ている。しかし、自分達は何もしなかったこと、見てみないふりという加担をしていることについてのコメントはない。

私自身も知っていたわけだ。だから、私も沈黙の加害者だと感じている。もちろん、私は業界になんのつながりもない無関係な立場だ。けれど、知っていたことに変わりはない。被害者からしたら沈黙されることも、見てみないふりされることも、かなりつらいことだ。

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