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あなたのシナリオ、ゲームにします!/未経験者大歓迎のゲームシナリオライター講座開講のお知らせ


東京作家大学さんにてゲームシナリオライター講座を開講することとなりました。
恐れ多くもゲスト講師としてお呼ばれした、シナリオライター13年生のしむらおとのです。おはこんばんにちは!

  • 未経験からゲームシナリオライターになる方法を探しているひと

  • ゲームシナリオを書くことに興味があるひと

  • ゲームシナリオの書き方・考え方がわからず、つまずいているひと

本講座は、上記のようなゲームシナリオ未経験者~初学者さん向けの内容になっております。

「未経験からゲームシナリオライターになるにはどうすればいいの?」
「ゲームシナリオの書き方は? 決まった形式はあるの?」
「公募(応募)はあるの? 募集はどんなところがしているの?」

などといった易しい内容を予定しております。

※なので逆を言えば、ゲームシナリオをもう何年も書いてるよ・という人には退屈な内容かと思います


そしていまから大事なことを書きます。本講座の一番の見どころ。

それはなんと……







受講生が作成した短編シナリオを、
講師がアドベンチャーゲーム化して、
お見せしちゃうこと!!!!

です!!!!!!!

















なぜ、そんなことをするのか?


授業準備中のある日、渋谷にて


「ええ? こういう講座で書く原稿って、最後は赤ペンなり評価をもらって終わりじゃないの?」

終わりじゃないです。ゲーム化してお見せします。(圧強め)

東京作家大学さんからゲームシナリオ講座開催の要請があった際、私は早い段階でこの「体験」を生徒さんに提供することを思いつきました。


わざわざゲームにせんでも、これでもいいんでは?
いや、だめな理由があるんだ。


なぜそうしたいと思ったのか。なぜ原稿に対して赤ペンでフィードバックをするだけにしないのか? その理由は3つあります。

理由1.ゲーム上でシナリオがどう見えるのかを「体験」してほしい

ゲームとは、複数の要素(音楽、映像、システムetc)が組み合わさって完成する総合芸術であり「あそびの体験」です。

ゲームシナリオもまた「あそびの体験」を構成するひとつ。体験とはあたかも自分ごとのように思わせることですから、ゲームシナリオを「一方的に読ませる文章」で終わらせてはいけないのです。

物語を「プレイヤー自身の体験」として感じさせる技術を養うならば、単に文章を書いてゲームシナリオ講座を終わらせるべきではないな・と考えました。

また、ゲームシナリオを原稿上で読むのと、実際にゲーム上でプレイしながら見るのとでは、びっくりするほど印象が変わります(経験談)。

このギャップを体験することで、それまでは考えたことがなかった「ゲームシナリオをつくるための視点」を養うことができるかもしれません。

ゲームが「あそびの体験」であることは前述の通りですが、私には「体験」で得たものに勝るものなかりしか、という持論があります。

知識として「知っている」のと、それを「体験した」というのでは雲泥の差。

生徒さんには本講座で「自分のシナリオをゲーム化した体験」を持って帰ってもらい、感じたこと、得られたことをアイテムボックスに入れて、これからの「ゲームシナリオライターの旅」に連れて行ってほしいなと思います!


理由2.ゲーム制作を“はじめる”のはカンタンだということを知ってほしい

1本のゲームを“完成させる”のは本ッ当に大変なことですが、

ゲームづくりを“はじめる”だけなら超カンタンです。(断言)

これも、本講座で伝えられたらと思っています。

本講座の目的はゲームを1本完成させることではありません。あくまで「シナリオがゲーム化されるとこうなるんだよ」ということを体験をしてもらうことです。

講座が終わったあとも、書いたシナリオをゲームにして見るということを、スキルアップトレーニングのひとつにしてほしい。そのために、シナリオライターが「ひとりでシナリオをゲーム化するためのカンタンな方法」についてお伝えするつもりです。

プログラミング知識がなくても大丈夫。最近は本当に素晴らしいゲーム制作ツールが増えましたから!


理由3.書いたシナリオが「動く」感動を味わってほしい

いつぞやのコミケにて。

私はゲームシナリオライターであると同時に、自主ゲーム制作者でもあります。

中学生の頃、自分の頭の中にしかなかった「わたしがかんがえたさいこうにおもしろいゲーム」を自らの手で具現化したときの感動は、一生忘れられません。

ゲームをしたり、大学ノートにファンタジー漫画を書いたりするのが好きなオタク中学生でした。ある日、ネットで「RPGツクール」なるゲームがカンタンにつくれるパソコンソフトがあることを知り、それを使って「自分の漫画のキャラクター」たちが冒険するRPGを作ってみることに。

と言っても、プリセット(最初から設定されている)キャラクターたちに、自分のキャラの名前をつけただけだったのですが…

それだけでも、「わたしがかんがえたさいこうにおもしろいゲーム」の一端が誕生したことに、心臓が破裂しかねない勢いでワクワクしたことを覚えています。

「ゲーム制作は難しい」
「プログラミングなんてできないし…」

と思っている人に、理由2で挙げた事実を提示したいのはもちろんですが「じゃあまずはこの感動を味わってみないかい!?」と食い気味に伝えたいのです。

厳しいことを言えば、ゲームシナリオを書くのは楽しいことばかりではありません。しんどいこと、つらいこと、もう無理書けない! って思うことも多々あります。

けれど「自分の書いたシナリオがゲームとして動き出す感動」をいつまでも覚えていられる人は、なんやかんやあってもずっとゲームシナリオ制作を楽しめる人だと私は思っています

この「体験」が生徒さんにとっての「きちょうひん」になってくれたらいいな。


まとめ


「ゲームシナリオ書いてみたい人、来て!!!!!!!」

…と、この一言に尽きるわけですが(笑)

私は本講座を、

  • まったくの未経験者が安心して参加できるものにしたい

  • ゲームシナリオライターとしての記念すべき第一歩を踏み出す絶好の機会にしてあげたい

と考え、我ながら近年稀に見る情熱を注いで準備をしております。

開講は来月11月から。すでに受講者の募集は始まっておりますので、もしこの記事を見て興味がわきましたら、お早めに申込みください。

(追記)悩んでる方。10月19日(土)に体験授業もしますので、ご都合あえばぜひ見に来てくださいね!
(追記)11月9日(土)に2回目の体験授業をします。ご都合あえばぜひ見に来てくださいね!


なおこんな講師で良ければ


講座内容について

最後に、各日程とカリキュラム(予定)をご紹介。

カリキュラム

第1回. プロローグ(11月16日)
第2回. 概論編1:ゲームシナリオの世界へようこそ!(12月7日)
第3回. 概論編2:アドベンチャーゲーム・チュートリアル(12月21日)
第4回. 企画編1:作戦=プレイヤーをおもてなせ!(1月25日)
第5回. 企画編2:いざ、キャラクターメイキング(2月8日)
第6回. 構成編:冒険の地図を考えよう(2月22日)
第7回. シナリオ編:アドベンチャーゲーム作りを攻略しよう!(3月8日)
第8回. 番外編:ゲームシナリオライターの小話(3月22日)
第9回. 作品発表会(4月5日) 授業で書いたシナリオをゲーム化※1
第10回. これからのゲームシナリオ制作(4月19日)
<講義時間はすべて土曜日14:00~15:30(1コマ90分)>

受講者事前準備・注意事項

  • 筆記用具(ノート、ペン)をお持ちください。またはノートパソコン・タブレットでも可です。

  • 課題図書(課題ゲーム)の閲覧には「スマートフォン」または「タブレット」が必須です。

  • 課題制作にはテキストエディタの入った「パソコン」や「タブレット」が必須です。

    • パソコンは授業に持ってくる必要はありません。ご自宅での課題制作時にご使用ください。

    • テキストエディタはMicrosoft Word/Google Docment推奨です。それ以外のソフトを使いたい場合は、事前に講師にご相談ください。

  • 上記の機器類を一切持っていないという方の受講は非推奨です。


実施校

東京作家大学 渋谷本校

お申し込みはこちら!!↓↓↓

※1)受講者数多数の場合、すべての生徒さんの作品をゲーム化することが難しくなる可能性がありますのでご了承ください
※受講に関するお問い合わせは、東京作家大学さん宛にお願いいたします

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しむら おとの🐼シナリオライター+?
いただいたご支援は、今後の更なる創作活動のために活用したいと思っています。アプリゲーム作ったり、アニメ作ったり、夢があるの!(>ェ<)