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島前地域でのお試し移住制度をご紹介!(大人の島留学・島体験)



地方に移住してみたい!

でも、いきなり移住は不安!


そんな方に向けて、お試し移住制度を実施しています!
新しい環境に行くのは不安ですよね。
そんな不安を吹き飛ばそうと、今回は「#離島にもっと若者の還流を」で行っているお試し移住制度の全体的な流れをご紹介します。

1.「大人の島留学」

大人の島留学とは、国内外の若者たちへ向けた島根県隠岐島前地域での1年間のお試し移住制度です。

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月に1回行われる研修の様子

今年度(2021年度)の大人の島留学生は22歳~24歳の14人。大学を休学していたり、新卒で来たりと、様々な人が集まっています。

-主な働き先-

:役場:
半官半X特命担当(各現場、ほかの課のサポートなど)
交流促進課(ふるさと納税の促進など)
環境整備課(チラシ作り、現場のサポートなど)
人づくり特命担当課(広報、研修の会議、地域通貨の活用方法の模索など)
総務課(ないものはない 海士町公式noteの広報など)
地産地商課(売店、島食プロジェクトの促進など)
:島内の事業所など:
海士物産(商品開発、空き家の活用方法など)
株式会社 海士(観光全般の業務など)
福井小学校(先生のサポート、授業中の生徒へのフォローなど)
後鳥羽院顕彰事業事務局(ワークショップ企画、業務補助など)

▼仕事の詳しい内容はこちら


2.「島体験」インターンシップ

島体験は島前地域で行われている島の暮らしと仕事を考える3ヶ月インターンシップ制度です。

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2021年度4月~7月期の島体験生

今年度(2021)4月~6月の島体験生は21歳~24歳の10人でした。7月からも新しく10人の島体験生が来ています。

-主な働き先-

:役場:
環境整備課(空き家調査、空き家清掃など)
人づくり特命担当(広報、研修の打ち合わせなど)
半官半X特命担当(ニーズ調査、各現場のサポートなど)
:島内の事業所など:
図書館(司書の手伝い、イベントの企画運営など)
小学校(学校での先生のサポート、授業での生徒へのフォローなど)
岩ガキ春香(岩ガキの生産・養殖現場でのサポートなど)
海士町複業協同組合(新入社員の確保、社員のSNS動向チェックなど)
株式会社海士(ホテルの運営サポートなど)

▼仕事の詳しい内容はこちら


3.島体験を終えると...

島体験を終えると、島を出て次のステップに進む人もいれば、島staffとして活動延長することもできます。現在(2021年7月時点)は4人が延長し、島staffとして活動しています。

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左:大人の島留学として働く山名さん 右:島staffとして活動中の金野さん

また、事業所と個人契約(契約社員・アルバイトなど)を結ぶ人もいます。現在(2021年7月時点)は、2人が島体験の時の事業所と、延長契約を結びました。

島staff:島体験を延長した人が中期的(数か月)な「島のサポーター」として活動できる制度です。週5勤務で、月1回の研修をします。仕事内容は引き続き延長して行います。

4.大人の島留学と島体験の違い

-大人の島留学-
参加者
:20~29歳の若者向け。新卒や社会人の方におすすめです。大学を休学し参加している方もいらっしゃいます。
期間:1年間
研修:1か月に1回。
勤務日数:週5日勤務 (実働8時間程度)
報酬:月額150,000円 ※ただし週5日実働8時間の場合 ※事業所によって異なります ※就労時間外におけるバイトなどの副業も可能
保険:傷害・賠償保険あり

-島体験-
参加者
:大学生向け。島で暮らす経験がしてみたい方におすすめです。
期間:3か月間
研修:1週間に1回、金曜日。
勤務日数:週4日勤務・週1日研修(実働8時間程度)
報酬:月額80,000円の活動支援金あり ※就労時間外におけるバイトなどの副業も可能
保険:傷害・賠償保険あり

 

ー研修内容(大人の島留学、島体験ともに同じ)ー
仕事をする中で各自が考えた"問い"に対して、大人の島留学生・島体験生の繋がりを意識した協働の中から、個人の"解"を見つけてもらうために行っています。

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そして自分に課されたやらなければいけない事 【must】 を土台に自分のやりたいこと 【will】 と、自分ができる事 【can】 のすり合わせも行っています。

▼研修の詳しい内容はこちら


5.大人の島留学・島体験までの流れ

島に来るまでどういった流れなのか、応募方法や説明会などを詳しくご紹介します。大人の島留学、島体験ともに同じ流れとなります。

①説明会 ②エントリー ③面接 ④ヒアリング ⑤事前説明会 ⑥来島 ⑦仕事決め

-島体験生として海士町に来るまでの流れ-
島体験生として役場の人づくり特命担当で働く村松さんにお話を伺いました。

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村松さん。名古屋の大学3年生。4年次を休学し来島。

SMOUTでインターンシップを探していたところ、海士町が3か月間のインターンシップを行っている情報を見つけ、興味を持ちました。3ヵ月間も田舎で耐えられるのかという不安がありましたが、とりあえず話を聞いてみようと説明会に参加しました。

引き続き、10月〜12月期、1月〜3月期の島体験の募集をしています。


説明会は、zoomで行われ、島体験制度について、シェアハウスについてなど、ざっくりした説明を聞きました。説明会は堅苦しいものではなく緊張しなかったです。説明会後、今の現状から飛び出して新しい世界に飛び込んでみようとインターンにエントリー。面接へと進みました。

これからも随時、説明会を行う予定です。改めて、お知らせします!


面接では、自分の強みや苦手なもの、島に来て成し遂げたいことなどを話しました。担当の方々がよく笑ってくださったり、時にはギャグを混ぜたりと、明るい空間でした。このプロジェクトにかかわっている方たちは面白そうだなと感じ、面接が終わった後わくわくしていたのを覚えています。

選考後、担当の方からヒアリングがあり、大まかに仕事の種類やどんなことに興味があるのかを話しました。

来島1週間前、オンライン事前説明会があり、同期の島体験生が一同に会しました。資料をもとに行程・島への行き方の説明、各自からの質問に答えていくというかたちでした。シェアハウスの詳しい説明や荷物についてなど、移住に必要なこともお聞きしました。

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暮らしに必要なものをシェアハウスに用意しています。
家具や家電を持ち込む必要はありません。


来島後、1週間のスタートアップ研修と各事業所の説明を受け、受け入れ先の方や人づくり特命担当の人たちと相談しながら働き先を決めていきました。私は、教育に興味があったため小学校に行ってどんな事が出来るのか見学させていただきました。

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人づくり特命担当での仕事。
空き家清掃中に職人さんから左官を教えてもらいました。


4月に新しくできた半官半X特命担当の仕事が特に面白そうだなと思い、仮で所属することになりました。自分たちがやりたいことがはっきりしていなかったため、1週間自由に活動しながら、3か月間の中で、やりたいことを考えました。1週間後何がしたいか企画を発表し、自分のやりたいことは人づくり特命担当の動きと似ているのではないかということで、人づくり特命担当に正式に所属となりました。

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人づくり特命担当での仕事。
情報発信のために島体験生にインタビューしています

6.シェアハウスについて

シェアハウスには、2人~6人が、空き家を改修した古民家に住んでいます。ネット環境が整っており、シェアカーもあるので、比較的不自由なく暮らせるのではないかと思います。

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✅シェアハウス生活の楽しいポイント

・気軽にシェアメイトを遊びに誘うことができるので、BBQしたり、ドライブしたり、ご飯を一緒に食べたり、一人暮らしではしにくい思い出をたくさん作れています。ほかのシェアハウスにおじゃまして、交流できるのも楽しいポイントです!(21歳 大人の島留学生)

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・家に帰ってきたときにただいまといえる環境がいいなと思っています。夜もたくさん話せて寂しくないです(笑) (21歳 大人の島留学生)

・相談に乗ってくれる子が近くにいて、安心します。家事の分担もでき、遊びでも家事でも仲良くわいわい過ごしています。(22歳 大人の島留学生)

✅シェアハウス生活の難しいポイント

・大声で歌ったり、夜中に大きな音を出さないように控えているので、なにかしらの行動は制限されていると思います。(21歳 大人の島留学生)

・一人の時間が取りづらいところ。浜に散歩に行くなどして一人の時間も大切にしています。(22歳 大人の島留学生)

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・部屋のきれいさなど、人によって気になるポイントが違うのが難しいです。お風呂やキッチンも混み合いやすいです。(21歳 大人の島留学生)

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大人の島留学、島体験のイメージは少しはできたでしょうか?
移住することは不安が大きいかと思いますが、このお試し移住制度を利用して、島でのリアルな暮らしを味わってみてください!!

▼詳しくはこちらから

▼現在、R2年10月-12月、R3年1月-3月の島体験を募集しています!

▼SNSでも情報発信しているので覗いてみてください!


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