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その場限りの関係じゃ終わらない「つながり」【わたし、島で働く。】

#離島にもっと若者の還流を

こんにちは。連載企画「わたし、島で働く。」です。
今回は地産地商課に所属している10月~12月の島体験生、小國瑞奈さんにお話を伺いました。

将来は地元の岩手県で、地域活性化に貢献したいという小國さん。まずは学ぶことが大切だと思い、海士町の島体験に参画されました。

以前のインターンシップ先では水産業に携わっており、「食×地域活性化」を軸にして地域を学びたいことから、地産地商課に所属し、岩ガキの生産現場としゃん山で勤務をしています。

お話を聞いた人:小國瑞奈さん
21歳(取材当時)。岩手県出身。2021年10月より島体験に参画。


広報のために現場を志望した

ー早速ですが、仕事内容を教えてください。
週4回の勤務のうち、週2回は岩がきに関する作業を、残りの週2回はしゃん山で勤務をしています。

岩がきの作業では、3月から始まるいわがきの出荷に向け、島内の方へ岩がき販売のチラシ作りをしています。ホームページ改善の提案もしたり、今はオフィスワークが中心ですね。

ーそうなんですね。初めのころは現場で勤務していたのですか?
はじめ仕事を決めるときに、岩がきについての広報やパソコンを使った作業をする予定でした。でも「現場でどんな作業をしているのか」、知らないまま広報はできない。少しでも働いているみなさんの姿を見てみたいと思い、現場を志望しました。

ー現場ではどのようなことをしていましたか?
広報のチラシ作りの素材(写真)を集めるために、色んな作業をさせていただきました。岩がきの計量や、岩がきの生育など、、、閑散期なのですが今できる作業は一通りしました。


ーしゃん山では、どういった仕事をされていましたか?
基本的には店番で、大きかった仕事の一つに「商品開発」があります。きっかけは、カンペ芋の端材を有効活用することで、7月~9月島体験生の佐藤さんがスイートポテトを商品化をされていて、「10月からの島体験生にも考案してくれると嬉しい」とお声をいただき、大福を作りました。

大福作りをしていたら、しゃん山で働くみなさんが「私もやってみて良い?」と、自然に手伝ってくださいました。真剣にしている姿をちゃんと見てくださっていたようでうれしかったです。



挑戦と現状の難しさ

ー島体験生ファームを作るのに挑戦しているとお聞きしました。
そうなんです。畑を通して島体験生と地域の人が仲良くなれる場所を作りたい。また、しゃん山に野菜を卸して、品ぞろえに貢献できたらいいなと思い、島体験生が育てる畑を作ろうとしています。

でも、そもそも野菜を作るのが大変で、毎日畑に行く時間を確保出来ないのが現状です。しかも、島体験生は3か月間しかいないので、継続性にも問題があって。

次の島体験生にそのまま引き継いでもらえるのか、嫌々やってもらうのは申し訳ないし、、、。

ーそうだったんですね。もし作ることができて、島体験生が作ったものが店頭に並んでいると思うとわくわくします。
実現したいですよね。畑をお貸しいただいている方に教えてもらったり、作業していると声をかけてくれる地域の方もいらっしゃって、このような交流を大切にしたいです。

でも仕事としてやるなら出荷できるくらいの量を作らなければいけない。なかなか難しい問題ですね、、、。


あるものにスパイスを足す楽しさ

ー3か月間働いてみて、自分自身の変化したところはありますか?
人への伝え方を意識するようになりました。言葉遣いだけじゃなくて、声のトーンや表情でも伝わり方が違う。そして、言い方だけでなくやりたいものに、根拠や実現性を持たせることが大事だと思いました。

はじめは、成果が目に見えやすいので、自分のやりたいことである「0から1」にアイデアを出していきたかったんです。

でも、任されたことを自分らしくやる「1から2以上」に育てる関わり方に価値があると身に沁みて感じました。そこに気づけたのも良かったです。


ー最後に、島で働いてみていかがでしたか?
畑で出会った方がしゃん山に来てくださったり、イベントでお会いしたり、つながりを感じられるのが好きでした。

しゃん山で働いている時も、ただ買い物をしに来るお客様ではなく、一人ひとりが地域の方々で、大切にしたい。暮らしでも仕事でも、その場だけの関係じゃ終わらない「つながり」がいいなと感じています。


おわりに

今回は地産地商課に所属している10月~12月島体験生の小國さんにお話を聞きました。小國さんの任されたことをただやるのではなく、自分らしくやるという言葉は自分自身も改めて大切にしようと思いました。

また小國さんは、島体験を延長し島スタッフとして2022年3月まで、海士町で働く予定です。
小國さん、貴重なお時間と素敵なお話をありがとうございました。

(インタビュー:清瀬  文:嘉根)

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