神統記
ギリシア神話の本です。
原著者は、本物の古代ギリシア人のヘシオドスです。実際に、ギリシアの神々を信じている人の手で書かれた、ギリシア神話の本です。
じつは、古代ギリシア人自身の手になる書物は、ほとんど残っていません。これだけで、とても貴重な本であることが、わかりますね(^^)
文章は、詩の形式で書かれています。荘重な雰囲気です。
でも、難しくはありません。意味は、普通に取れます。
神統記という題名のとおり、ギリシアの神々の系統を、順序立てて説明しています。
訳注や解説も、充実しています。索引があるのも、便利です。
本書を読めば、ギリシア神話について、一通りの知識は得られるでしょう。
というより、ギリシア神話を知りたいと思うなら、本書を読まずにいては、いけません。貴重な一次資料です。
ありがたいことに、本書は、古代ギリシア人の言葉を、日本語で読むことができます(^^)
しかも、お値段も手軽な文庫です。
これを読まずに、何を読みましょうか。
ギリシア神話は、たいへん奥深い広がりを持っています。本書に載るものだけが、ギリシア神話ではありません。
本書を読み終えたら、他のギリシア神話の本も、読んでみて下さい。きっと、さらなる神話世界へ、誘われるでしょう(^^)
以下に、本書の目次を書いておきますね。
凡例
神統記
訳注
解説
『神統記』系譜図
神・人名索引
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