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DDRやってる人、5歳以上は若く見られる理由を真面目に考える

こんにちは、おつろうです。
今日は少し長めです。

DDRってご存じですか?

アレです、90年代後半に「ダンレボ」と呼ばれ一世を風靡した「Dance Dance Revolution」の略です。流れてくる矢印に合わせてリズム良くフットパネルを踏む、アレです。主にゲーセンに置いてあるアーケードゲームですが、プレステの家庭用もあったので、専用マットを買ってリビングでアイヤイヤーして汗を流した人も結構いるんじゃないでしょうか。

そのDDR、実はまだ続いてるんですよ。
日本にも根強いファンが沢山いますが、どちらかというと北米を中心とした海外でフィットネス要素が当たって人気を博し、昨今のe-Sportsの流行も相まって大会など盛んに開かれたりして、その熱気に日本も引っ張られて、過去とはまた違った盛り上がりを醸している感じです。

以下、参考動画。
今のDDRのトッププレイヤーは、ぶっとい上腕三頭筋とバキバキに割れた腹筋を持つアメリカの方です。もはやダンスではなく一種のスポーツになっていることが分かるかと思います。

なんでDDRやってる人は若く見られるのか

で、今日の本題です。
これはDDR界隈では本当にあるあるなのですが、DDRプレイヤーは本当に見た目年齢が若い。20代~40代がメイン層ですが、見た目は10代後半〜30代後半といった感じで、実年齢を聞いて「え!マジすか!?全然見えないっす!!」というやり取りが幾度となく起こります。
(一応、自分も、若く見られることが多いので僭越ながらその1人だと思っている。。)

その理由は何となく「運動にもなるからかな」くらいに思っていたんですが。
最近、僕が瞑想とかをちょくちょくやるようになって、ふと気付きました。

DDRって、めちゃくちゃマインドフルネスじゃん。。。

マインドフルネスとは、要するに「過去や未来のことは考えず、今起こっていることだけに集中している状態」で、その状態を作り出すために瞑想などでは呼吸や周りの音に意識を集める方法を取ったりするのですが、DDRはモニターに大量に流れてくる矢印をひたすら捌き続け、その間は余計なことを考える余裕なんて全くなく、プレイ中はDDRだけにすごく集中します。
その深くDDRに没頭している状態と、瞑想で神経を研ぎ澄ませている状態って、マインドフルネスの観点では共通してるなと感じる次第です。

脳疲労の軽減、ストレス解消、美肌効果といったアンチエイジングが期待できるマインドフルネスと、体を動かして汗を流すフィットネスを同時にこなせるのだから、そりゃ若々しい人ばっかなのも納得だよなぁ、、と。
音楽に合わせて動くこと自体が単純に楽しいし、しかも、いわゆるゲーミフィケーションと言われる、「段階的で分かりやすい目標」とか「即時に得られるフィードバック」といった、継続するための要素も当然ゲームだから持っているので、これもうほんと、めちゃくちゃ優秀なアンチエイジングツールだと思うんですよ。

最近、暗闇ボクシングとか暗闇トランポリンとか、自己に集中しやすい空間の中で行うフィットネス&マインドフルネスが流行っていますが、ツールとしてはDDRの方が遥かに優秀ではないかとも思います。
このマインドフルネス路線でDDRが再度脚光浴びてくれないかなぁ。。
ダンレボダイエットの域を超え、最強の若返りメソッドとしてセレブも大注目のDDR。いいじゃない。。

BeatSaberもいいよ

ちなみに、最近Oculus QuestというVRデバイスで遊べるBeatSaverという、VR空間上で迫ってくるキューブを音楽に合わせてライトセイバーで斬りまくるゲームにハマってまして、これも、DDRほどの運動量ではないのですが、家庭で気軽にフィットネス&マインドフルネスを実現できる素晴らしいツールです。DDRと違って足をドスドスしないので床の振動や騒音を気にしなくていいですし、集中して30分くらいやったら足元水溜まりできるくらい汗かけますよ。

ただ、

ここまでDDRやBeatSaverといった、運動系音楽ゲームをベタ褒めしてきましたが、気をつけなきゃいけないと強く思うのが、「スコア」や「ランキング」といった、格付け要素との付き合い方です。
僕はこの要素は、ゲームの盛り上げには欠かせないながらも、実は結構な劇薬だと思っていて、自分の成長の指標にしたり、モチベーション維持にうまく使えればいいのですが、こと「他人との比較」に囚われ過ぎてしまうと余計な雑念になってしまい、外部から揺さぶられ、ストレスの原因になります。これのせいで疲れて病んだりする人もとても多いので、健やかに楽しくフィットネス&マインドフルネスを継続することを目的として運動系音楽ゲームを嗜むのであれば、スコアやランキングとの付き合い方は慎重に、雑念に呑まれないよう適度な距離感を保つよう意識しておくのが良いんじゃないかなと思います。

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