誰があなたを護るのかー不安の時代の皇

一人では出来る事に限りがあります。稼ぎにも限りがあるし、そもそも一人では仕事がない。使う場所もない。周りから攻め込まれても、護るのは自分一人。だから自分が死ねばそれで全てが、終わってしまう。

やっぱり生きていく為には、ある程度集合体になることが必要です。

そして集合体を維持するためには共通の目標や共有できるものが必要です。

学校では深く教わらなかった、日本が日本たる所以が、二千年を超えて現存します。

それは天皇陛下のご存在です。

まさにご存在と記した通り、不遜な物言いですが、天皇陛下の国民へのお振る舞い、そのものが値打ちがあるのです。その教えを、絶やす事なく男系男子の系統を以って、繋ぎ続けておられることが、日本にしかない価値なのです。

僕らが知らないところで、ご自分のことはさておき、祈り願い、見守り続けられるご存在がある。本当に幸せな国民だと思います。

自分を含めて誰しも生きるのは大変なことで、生き続けるためには時に、自分本意になってしまうのが人心です。

それを乗り越えて、あり続けることはどれだけの鍛錬を要するか、もはや僕には測り知ることはできません。

その存在への理解を得るための良書だと思います。

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