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恋人を疑いすぎてしまう


人間誰しも恋愛をしていると不安や嫉妬に
駆られることはあると思う。

人によってその度合いは変わってくるけれど、
私の恋人に対する行き過ぎた不安についてお話ししたい。

まず、私のように行き過ぎた不安や嫉妬を抱える現象を「オセロ症候群」と呼ぶらしい。
オセロ症候群の名前の由来は、Wikipediaから引用する。


とある方とのカウンセリングでオセロ症候群について
詳しく聞いたところ、
オセロ症候群は大まかに2パターンあるらしく、
不特定多数の人に対する嫉妬と
特定の個人に対する嫉妬。

私の場合は後者で、とある特定の人物に対して
異常な嫉妬心、取られるのではないかという不安を抱いている。

不特定多数に対してと、特定の人物に対して
オセロ症候群が起こるにはそれぞれ原因が違うので
今回は私のケース、特定の人物に対しての症状を
説明しようと思う。


一般的に言われているのは、自己肯定感の低さ

不特定多数に対しての症状ならばまだしも、特定の人に対しては一人一人原因が違うから問題を深く掘り下げないといけないし、一般的なオセロ症候群の原因に当てはまるか、と言われたら一概には言えないのではないかと思う。


掘り下げると原因となることは多々あるのだが、
(学生時代、恋人に裏切られていたことや
家庭環境、自身の生い立ちなど)
特定の人に対しての引き金となったのは、
その人間の、過去の私に対する扱いが主な原因となっている。


その特定の人物から私は都度嫌がらせを受けていた。
例えば、私のいない所で恋人を呼び出し私の悪口や人間性を否定する言葉などを恋人に伝えていたり、
(当時恋人が言うには、私のことを庇いながら、実際に言われたことなどを私に伝えていてくれていたらしい。)


当時は付き合ってなかったものの、好意を抱いていた今の恋人に対して性的な目を向けたり、そういう類の発言を私に向けてしたり、タイミング悪く連絡や来たり色んな事が重なったりと掘り起こせば沢山の原因がある。


ここで今、実際にどんな事があったかなど説明するととても長くなってしまうので今後少しずつ治療日記と交えながら伝えていこうと思う。


そんなこんなで、サイコパスの知人が起因となり、
私の中で色んな妄想をするきっかけとなってしまった。


恋人とは半同棲をしている状態なのだが、
一緒にいない時や同じ家の中で特定の時間にスマホをいじってたりしているとどうしても例の人間と
連絡をとっているのではないか、電話をしているのではないかと不安になってしまう。


また、喧嘩で4日ほど音信不通になっていた間に
二人は会っていたのではないかと不安になってしまう。
(この件に関しても実際に恋人にこの4日間何があったのか聞いてみたものの、不明瞭な時間や日にちもあるので結局分からずじまい、現在も私はどうこの問題に対して対処していけばいいのか、どうやって真実を追求していけばいいのかわかっていない。)



私が不安になることに対してこれから記事を分けて一つ一つ掘り下げていきたいと思う。
初めは恋人との話し合いやカウンセリングで直していこうと決めていたのだが私の疑いが一線を超え、
恋人に実は隠れて子供がいるのではないかと疑ってしまった。(実際は無かった。)


自分の異常性に危機感を感じ、また自分と同じような思考を抱いてしまってる人に少しでも届いてほしい、問題と向き合って改善出来たら…と思いこのnoteを作った。



オセロ症候群、当事者の気持ちとしては
恋人と信頼し合って愛し合って生きていきたいのに
それが出来ず疑ってしまうジレンマや
暇さえあれば頭の中で延々とグルグル過去の疑問に対して掘り下げたり、その答え合わせなどをしてしまい
心身共に疲弊していく。
疲弊していくにつれて、海の中で溺れているような感覚になる。孤独だと尚更だ。周りに助けが居なく、
捕まるものもなく段々余裕がなくなり足掻けば足掻くほど沈みそうになり、呼吸ができなくなってくる。



自身の状況がわかってるのに辛い感情が止まらなくて
どんどん思考などが鈍ってきてしまう。
そして、恋人を沢山傷つけてしまう。
恋人が無実なら尚更のこと。
恋人に信じてもらえない辛さ、信頼関係が大事なのに疑念を沢山ぶつけられるからそれが成り立たず、
いつになったら信じてもらえるのか漠然と考えて反対に私に対しての信頼がどんどん損なわれていく。


ある日の話し合いで、恋人が泣きながら私に、
「◯◯(私の名前)の好きな所を思い出したいから好きなメッセージをスクリーンショットをしてそれを見ながら好きな◯◯を思い出していた。」
と言ってくれたのがきっかけで、
今私は恋人のことをちゃんと大切にできていないとまず自覚した。
今お互いに笑ってる時間は昔に比べて限りなく少ないんじゃないか、
私はどんどん本来の自分を失って視野が狭まり自分の事ばかりになっているんじゃないか。


沢山、沢山 考えた。



お互いどんどん疲弊していくので、本来支え合い、助け合っていくべきなのにお互いを傷つけ合ってしまうのが現状。
辛そうにしている恋人をもうこれ以上見たくない。
私は純粋に愛し合っていきたい。恋人と幸せな時間を共有しながら穏やかに歳をとっていきたい。
そう切望しているから自身の問題、オセロ症候群と向き合ってちゃんと決着をつけたいと思った。


同じように問題を抱えてる人がいたら、
まずは自分自身がオセロ症候群だと自覚することだと思う。
これはオセロ症候群に限らず何事にも言えるけれど、何かしらの欠点があるのならまずは自分自身がどういった欠点があるのか受け入れて省みることだと思う。

相方に引っ張られてカウンセリングや治療を行っても本人に治す意思が無ければそれも意味がなくなる。
まずは自分自身の弱さに向き合う事。
自己肯定感が低い人は、認知行動療法を取り入れていくことも、思考の仕方が徐々に変わっていくから
そこから原因や問題を一つ一つ深く掘り下げて行ってどうしてこんな考え方になったのか、どうしてこんな疑問が湧いたのか向き合っていくのが大切だと思う。


これから、私自身もnoteでアウトプットしながら
より深く自分の自信のなさや過去を含む多数の問題と向き合い、一つずつ細かく解決していたらと思う。


前置きにしては長くなったけれど、今の恋人の事を心から愛しているからこれから頑張っていきたい。


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