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65才、夢はおてつたびで全国制覇 【おてつびとインタビューvol.26】

今回は、「おてつたびで全国制覇したいですね!」と話してくれた、アクティブでパワフルな西 百合子さんにお話しを伺いました✏️

●これまでに参加したおてつたび●
福岡県豊前市「おもしろ野菜生産所 田村農産
北海道紋別市「紋別プリンスホテル
岐阜県飛騨市「館弥兵衛 yakatayahei」
山梨県身延町「下部ホテル」 (※取材時は参加前でした💐)

これまでの経歴、普段の生活について

長年、大阪でカレー屋を営んでおりましたが、20年間共に働き支えてくれた従業員に店をゆずり、現在は週2回 息子の会社で事務作業のお手伝いしています。それ以外の時間は、日本舞踊を習ったり、スポーツジムでヨガやエアロビクスをしたりプールで泳いだり…やっと四泳法(クロール、平泳ぎ、背泳、バタフライ)が泳げるようになり孫6人に自慢しまくっています。

普段から旅によく行かれていたんですか?

ツアー旅行にもいきますし、一人旅もします。「インド🇮🇳に1人で行ってくる!」と言ったときは家族に反対されました。結局のところ、インドは『ひとり旅』というパックで参加しました。それぐらい旅が好きです。

おてつたびを知ったきっかけ

最初、何かの雑誌で存在を知りました。その後、『ガイアの夜明け』で詳しく紹介されていて「これこれ!面白そう、やってみたい」と思い、参加を決意しました。

参加前に不安だったこと

ネットが苦手なので、そこだけ不安でした。申し込むときに失敗しないかと。若い方であればパパっとできることでも、私ら年代はできないので、それがネックかなと思います。
実際に参加した後の不安は何もなかったです!日本であれば言葉通じるし「何とでもなる!」と考えるタイプなので。笑

おてつたびに参加しようと思った理由

旅行が好きなので、今までいろんな場所に旅に出かけてきたんです。でも、ちょっと”こだわり”があるんです。
一番最近では、山口県の角島大橋っていう大きな綺麗な橋あるんですけど、その橋を見に行く旅でも角島に1泊2泊することって苦手なんです。山口県に行くからには、色んな場所に行きたい!自分でレンタカー借りて…っていう旅行の仕方するんですね、いつも。

おてつたびは、当たり前ですけど、そこで1週間なり2週間お邪魔しますよね。朝から晩までそこにいると、朝起きて鳥の声を聞いて目覚めて、暑い中、汗かきながら仕事してね、晩は晩の景色がある…みたいな、これまでの旅行とは全然違うものが得られるんですよね

北海道「紋別プリンスホテル」でのおてつたび

北海道の紋別プリンスホテルに行ったとき、同じおてつたびの人(50代の女性の参加者)と、お休みのときにレンタカー借りて旅に行ったんです。

有名な観光地を一通り巡った後、道の駅の人に「この辺で見るとこないですかね?」って聞いたら「ここ上がったらね、お花が綺麗に見えるよ」と教えてもらい、そこに行ってみたら、一面の水仙畑だったんです。おてつたびの人と一緒にもう感激して。

心の中で
「うわー、5分10分で帰るんじゃなくて、しばらく、この場所に一緒にいたいな…」

と思ったんですね。そしたら彼女も
「西さんここで、夕日沈むのみません?」
って言ってくれて。
「私も本当にそう思ってた!」

2人で、日暮れから真っ暗になるまで、一面の水仙畑の中にいたんです。2人とも別に何も喋ることなく、一杯のコーヒーで。そういう時間の過ごし方って、今までの旅行にはなかったんです。

(撮影:西さん)おてつたび出会った友人と 
(撮影:西さん)一面の水仙畑

福岡県「おもしろ野菜生産所 田村農産」でのおてつたび

福岡県の田村農産さんに行った時もそうですね。農家さんのおてつたびだったのですが、その農家さんの知り合いのみかん園のオーナーが、本場の静岡「河津桜」の苗木を取り寄せ植樹して花の名所になった場所があるんです。地元でも有名になって、みんなが見に来られるんですね。それも入場料無料で。

(撮影:西さん)河津桜

「河津桜」も見事ながら、ミモザってご存知ですか?黄色い春に咲く花なんですけど、私もその花大好きで、お花屋さんからよく買ってたんですけど。

なんかね、涙が出るんですよ。生まれて初めてミモザの大木を見て、それも1本2本じゃないし…なんかなんかそういう経験ってね、旅ではあんまりできないんですよね。

(撮影:西さん)ミモザの大木

田村農産さんの畑にも菜の花が咲いていて。その菜の花もね、10本20本じゃなくて、もう畑一面ドワ〜っと。菜の花だらけなんですよ。
帰りに「社長、申し訳ないけどこの菜の花1本くれない?」って相談したら、社長が「ぜ〜んぶ持って帰って!」って。「全部は無理よ〜」って言って10本ほどもらって帰りました。

(撮影:西さん)自宅に持って帰った菜の花
野菜販売のお手伝いをする西さん

普通の旅ではない「おてつたび」

畑に入ったりとか、好き放題に菜の花を摘むとか、そういうことができるのが、おてつたびの醍醐味というか、普通の旅ではできないことですよね。だから私はもう、おてつたびに行きだしてから、友達に誘われる旅行以外は自分では行かなくなりましたね。

その地域の中にどっぷり浸かって、本当にその時期の、その時の、その場所でしか味わえないことが楽しめる。それがおてつたびの醍醐味だと思いますね。

今でも続く関係性

いまだに農家さんとは関係があって、「新しく野菜ができたよ」とか、「トウモロコシ🌽が取れたよ」とか、私がタネ植えをお手伝いしたトウモロコシを送ってもらったり、未だにやり取りがあるんです。

そこの農家さん家族には、今度小学校一年生になるお孫さんがいるんですけど、恐竜🦕が好きな男の子なんです。

ちょうどジェラシックパークパークの生地を見つけたのでレッスンバック作ってプレゼントしてあげようかなと思って。下手くそなりにね。

仕事はやっぱり仕事

仕事はやっぱり仕事なので大変です、どの仕事でもね。当たり前ですよね、報酬をいただけるのだから。自分は、20年間自分でカレー屋を営んでおりましたから、厨房や接客で1日立ちっぱなしでも苦にならない体質になっているんだと思います。もしかしたら、生まれて初めて飲食業するっていう人にとっては、おてつたびを全力で楽しむっていう余裕がないかもしれませんね。

北海道紋別市「紋別プリンスホテル」さんは、雇用形態がしっかりしていて時間になったら「早く上がって、終わってください!」と勤務時間がきっちりしていて、私からしたら「最後の布巾洗ってしまいたいからもう少し働かせて」と思ったぐらいです。

時には「こんなとこ最低」と思う場所もあるかもしれない

おてつたびの行き先によっては「こんなところ最低!」と思うこともあると思うんですね。でも私はね、それひっくるめて、ハズレもひっくるめて面白いですね。

自分が参加したおてつたび先のレビューが気になる

参加したおてつたび先のレビューが気になってよく見てます。自分より後に参加した方からの評価が良いと嬉しいので。参加者が「〇〇に旅に行きました」と書いていると「そうそう!あそこ行きはったんや」とかね。いつもチェックしてます。

おてつたびのレビュー

行き先を選ぶ時の条件は1人部屋

行ってない県に行きたい、あとは仕事内容で選んでます。

一つだけ譲れない条件があって、それは1人部屋ですね。

新しい職場で知らない人たちの中で働くのって、意外と自分の中で負担かかってると思うんです。寝るところまで他の人と一緒やと私はちょっとそこはしんどい……。

年齢重ねると、夜中2時3時に起きて寝れないこともあって、その時、私は寝るの諦めて、電気つけて本読んだりするんですけど、相部屋だとご迷惑になるし…。
なので条件は1人部屋。それは欠かせませんね。

同年代の方へのアドバイス

一歩踏み出す、今までしたことない場所に飛び込むことは、若い人よりやっぱり抵抗があるかも。でも「やってみようよ!」と。日本語が通じるから、本当に困ることは無いと思うんですよ。
もし不安であれば、最初は1週間ぐらいの募集に行かれるといいかもしれませんね、期間を短くしてね。あとは、朝から晩まで働くところではなく、午前中だけの募集に行くのもいいかもしれません。

行ってみて、わからないことがあったら聞けばいいし。決して仕事を甘んじてはいけないけれど、失敗してしまった時は謝ればいい、「ごめんなさい。次から注意します」と。

おてつたびで全国制覇したい

日々の生活の中で、非日常的なことができるから、私は「おてつたび」っていうサービスが気に入っていて、凄くありがたいです。
行ける機会があれば、おてつたびで全国制覇したいです!

インタビューの感想

おてつたび広報の園田です。
おてつびとの動向をチェックすることが好きで、特に複数回参加しているおてつびとが申し込みをしたときは「あ〜次はあそこに行くのね☺️」と心の中で思いながらウォッチしています(もちろん仕事の一環で)。そんな中でも気になっていたのが、今回お話しを聞かせていただいた西さん。プロフィールや申し込み理由の文章からも伝わるアクティブさというか…「おてつたびを楽しんでくれているんだろうな」という気がしていたので、ぜひお話しを聞きたいと思いインタビューさせていただくことになりました。

1時間オンラインでお話しさせていただいたのですが(ごめんなさい全て書ききれませんでした💦)総じて、アクティブ!ポジティブ!という印象で、太陽みたいな女性でした☀️ 西さんのように前向きに、新しいこともチャレンジできる女性になりたい!そう思いました。

人生の先輩が輝いていると、この先も元気でいたいな、何歳になっても新しいことに挑戦しよう!と前向きな気持ちになれます。今後も、西さんの旅ライフを影ながら応援しています💐

【取材・執筆:園田 稚彩(おてつたび広報)】

西さんが訪れたおてつたび先

🟠おもしろ野菜生産所 田村農産

🟠紋別プリンスホテル

あとがき:第二の人生としての「おてつたび」

「年齢制限ありますか?」「シニアでも参加できますか?」と日頃から問い合わせをいただく事が多いのですが、60才以上の方も参加されてますよ!
おてつたびに興味があって挑戦したい!と思ってくださる方がいたら、貪欲にトライしていただきたいです。健康な体、前向きで誠実な心があれば問題なし!皆さんのお手伝いを必要としている方は全国にいらっしゃいます🗾
ぜひ応募してみてください!

年齢不問のおてつたび
https://otetsutabi.com/plans?category=26

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