シフォンケーキを作っているときに気づいた守破離
プレーンのシフォンケーキ作りって「守破離」の「守」だ。
メレンゲを泡立てながらそんなことを思いました。
「守破離」とは
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。(デジタル大辞泉)
この意味に基づいて考えてみると、基本がたくさん詰まっているプレーンのシフォンケーキを作ることが「守」に当たります。
それを完璧に作れるようになったら土台が完成したことになります。
次に基本の作り方をもとにしてたくさんのシフォンケーキを作る段階が「破」
「こんなシフォンケーキがあるんだ」とか「こんな味にもできるんだ」といろいろな種類のシフォンケーキのレシピを見て何度も作ってみることで作れるものが増えていきます。
ちなみに私は今この段階にいると思います。
プレーンのシフォンケーキはきれいにできるのに抹茶やイチゴなど粉類が多くなるとうまく膨らまなかったりして、その原因を調べて工夫してみたりしています。
そしてプレーンのシフォンケーキを土台にしながら試行錯誤して自分のオリジナルを作り出すのが「離」
これはなかなか難しい。
今、低糖質のスイーツに興味があるので「低糖質だけどおいしいオリジナルシフォンケーキ」を生み出してみたいなとは思っています。
これまで何気なく焼いていたシフォンケーキ。
だけど、ちょっとだけ深く考えてみたら上達から発展までの過程を学ぶことができました。
お菓子作りって本当に奥深い。そして何かを作ることってやっぱり楽しいなと思います。
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