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【婚活法則大全 14】チャルディーニの法則

提唱者

ロバート・チャルディー二

肩書

社会心理学者

この「婚活法則大全」は、書籍「法則大全100」(自由国民社)の法則を、婚活に置き換え変換し「婚活法則大全」としてリメイクしています。大変読みやすく、ビジネス向けです。私がこの本を読んで、「これすべて婚活に使えるんじゃねぇ?」と考えて、婚活に特化したとらえ方でこのブログを書いていきます。「なんか違うぞ?」思ってもご容赦ください

婚活コンサルタント歴13年以上、「結婚したいが、愛とか?恋とかわかんない?」婚活で悩む人・婚活を始めようとする方にとってはお役に立てると思います。


法則

ひとは行動し、意思決定する際には、返報性、一貫性、社会的証明、権威、好意、希少性の6つの心理的法則が働く

婚活に置き換えてみましょう

皆さん、新しい出会い(お見合など)の時、どんな話をしますか?ただノリで話しているかと思います。それでは100人あっても交際はできません。ほぼ、「交際できる人」はチャルディー二の法則を運用しています。ディアゴスティーニは聞いたことがあるが「チャルディー二」ってなんなん?と思うひとは聞いてみてください、これだけで貴方の出会いや交際は大きく変わります。

チャルディーニの法則を構成する6つの要素

  1. 返報性 (Reciprocity):

    • 人は何かをもらったら、その恩を返そうとする心理です。例えば、試供品を配ることで顧客に恩を感じさせ、購買行動を促すことができます。

  2. 一貫性 (Commitment and Consistency):

    • 人は自分の言動や行動に一貫性を持たせようとする心理です。一度約束や決断をしたら、それを守ろうとする傾向があります。

  3. 社会的証明 (Social Proof):

    • 他人の意見や行動を基準にして自分の行動を決める心理です。例えば、人気のある商品やサービスは他人が選んでいるから良いものだと判断されやすいです。

  4. 好意 (Liking):

    • 好意を持っている人の意見や要求を受け入れやすい心理です。例えば、友人や有名人の推薦は購買意欲を高める効果があります。

  5. 権威 (Authority):

    • 権威のある人や専門家の意見を信じやすい心理です。例えば、医者や専門家の推薦は信頼性を高めます。

  6. 希少性 (Scarcity):

    • 希少なものや限定品には価値があると感じる心理です。例えば、「限定○○個」や「期間限定」といった表現は購買意欲を刺激します

婚活で使う チャルディー二の法則とは?

  1. 返報性 (Reciprocity):

    • お見合い時の、お茶代は必ず払う、お茶代を払うという「相手に恩を感じさせ」迷っている際、有利に働きかけることができる。

  2. 一貫性 (Commitment and Consistency):

    • お見合いの時間には必ず守る。リスケ、遅刻した時点で一貫性はなくなり、9割以上は交際に進みません。

  3. 社会的証明 (Social Proof):

    • 飲み物を選んでいて迷うときに「ここの紅茶おいしいですよ!」と相手に伝える。ことで、お相手が「おいしい!」と感じたらとあなたの社会的証明は立証されます。

  4. 好意 (Liking):

    • あなたのプロフィールを観てて、「こんなところに好感が持てました、これ好きですね」など、相手の好意を持てたところを伝える、LOVEではなくLIKEを伝える。

  5. 権威 (Authority):

    • 自分の学歴や学歴のないひとは、知ってる有名人、雑学や豆知識を相手にサラッと伝える。

  6. 希少性 (Scarcity):

    • 自分の他にはない個性を伝える、「今まで会ってきたひととは違う」という事を、身なりや行動考え方で伝える。

チャルディー二の法則の罠

チャルディー二の法則は、6つをバランスよく使うことが大事です

  1. 6つのうち1つ…2つ…しか使っていない

  2. 6つ運用しているが、どれか一つだけ飛び出ている

  3. どれも中途半場な運用

では、チャルディー二の法則は効果を発しません、法則が発揮できていないひとの言い訳です

  1. 返報性 (Reciprocity):

    • お茶代出しているのに…

  2. 一貫性 (Commitment and Consistency):

    • いつも時間に合わせてきているのに…

  3. 社会的証明 (Social Proof):

    • 相手に、おすすめを伝えて気を使っているのに…

  4. 好意 (Liking):

    • 相手のいいところに好意を伝えているのに…

  5. 権威 (Authority):

    • 自分の学歴など伝えているのに…

  6. 希少性 (Scarcity):

    • 個性を出しているのに…

単体で話しても、相手にには「いやみ」にしか聞こえなく、「お断りされる」ケースが多いです。
お見合いがうまくいかない人は、チャルディー二の法則は実践しているんだが、何処かで突き出ているとことがあり、「そこだけ目立ってしまい」いやみという灰汁になってしまうのです。
チャルディー二の法則の運用は、6つのバランスで成り立つのです

チャルディー二の法則をバランスよく使う、

私は、会員に、お見合いで、行き当たりばったりで話すのではく、「話すパターン」を作りなさいと伝えています。

話すパターンとは、プレゼンや演説など、「どのことを伝えるか」を明確化する事です。だらだらと話すのではなく、相手の反応を観ながら話すことを伝えています。どんなアイドルも政治家も、独裁者でも、話し方、しぐさ、など「何度も、何度も、話す練習する」ほどです。あなたはどうですか?

もうすぐ、東京都で都知事選挙が始まりますが、私は、時間があると「辻立ち(演説)」を立ち聞きします。どの候補者が「演説がうまいか?」を聞きながら、「話し方をパクる」のです。
選挙には、演説を指導する参謀(コンサルタント)がいます。「辻立ち」を聞いていてわかるのですが、人を引き付ける候補者は「チャルディー二の法則」を活用していると考えられます。

行動を即す!ことは、選挙演説もお見合も一緒です!

「あなたと交際したい!」と思わさせる、「戦略的お見合い」をしないとあなたは選ばれないのです。


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