幸せの黄色いスクランブルエッグ

「朝ごはん、なに食べようか」と、寝起きの頭をフル回転させながら考える。
ナイフを入れるとじゅわっと黄身があふれ出すオムレツか、それとも濃厚なオランデーズソースたっぷりのエッグベネディクトか？どっちにしても、手が掛かりそう。

だいたい起きたばかりで、がっつり料理をする気分でもない。
もう少しラクにできそうな料理がないかなーと、ぼんやりと考えながら朝食のメニューを考える。
そうだ、スクランブルエッグならなんとか頑張れそう。
よし、今日の朝ごはんはスクランブルエッグに決めた。

【材料（1人分）】
卵……………2個
牛乳…………50ml
バター………10g
塩コショウ…適量

1）ボウルに卵、牛乳と塩コショウを入れて箸で混ぜます。
黄身と白身を切るように混ぜると、加熱したときに卵が綺麗な色になるので、よく混ぜるのがポイントです。

2）フライパンに火をつけて、卵液、バターの順に入れていきます。

3）すぐに弱火にし、木べらで大きく円を描くように全体をかき混ぜます。

4）5分ほどで、やや卵液にとろみがついてきます。
フライパンの縁に卵がこびりついてきたら、木べらで取りながら混ぜます。
ご家庭のコンロにもよりますが、もし、煙がでてくるようなら「コンロから外して混ぜる、火をつけたままのコンロに戻して混ぜる」この手順を繰り返すのがおすすめです。

5）8分くらいで卵がクリーム状に変化してきました。この状態から一気に固まり始めます。
写真を撮りたいけれど、1人で撮るのが難しい……。
先ほどまで調理の様子を興味津々で見ていた母に頼もうと、横を見るけどいつのまにかいなくなってる。
仕方がないから、左手で木べらを持ちながら右手でカメラを支え、力技で写真を撮ります。

6）10分ほど経つと、ほぼ完成といえる状態になりました。
卵は予熱でも固まるので、「あともう少し火を通したい」くらいでフライパンを火からおろします。

7）うつわに盛り付けたら完成！

スクランブルエッグを一口食べると柔らかでとろとろ、バターの香りも味を引き立てます。
朝ごはんにこんなに美味しい料理を食べられるなんて、幸せの極みにつきる。そう考えながら、卵をスプーンですくい、口に運びます。

弱火でじっくりと火を通すことで、ホテルで食べるようなスクランブルエッグに仕上がりまました。
今日は牛乳を使ったレシピでしたが、今度は生クリームでスクランブルエッグを作ってみたいなぁ。