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男が生理ちゃんを語ってはいけないのか。

男はいつだって他人事。

生まれた時から
僕は男の子でした。

ただ
姉も母もいたので

女性が身近にいてくれる
環境で育ってこれたのは

幸運だったと思っています。

小さい頃は女性用の洋服も着させられた…。

私の話でいうと
姉は昔から

ある一定の時期になると
なぜかイライラしていた気がする。

「気がする」と感じてただけで
なぜ周期的にそれが発生するのか

自分では深く考えたこともなかった

ただそういうのはみんなあるのかな?
くらいにしか思っていなかったんです。

それが後になって分かったのですが
姉はPMS(月経前症候群)が
非常に重い体質だったようです。

リフレクソロジーを学んで
だいぶ楽になったと聞きました。


話は変わりますが女性と初めて
お付き合いをしたのは大学生の時

8股の8人目という驚愕の最初でしたが
それなりに初めてということもあって

嬉しさが勝っていたと思います。
(注意:Mではないです)

だけどその時も
深い関係にはならず

2週間で終わりに。

結局女性のことはわからずじまい。

それから社会に出て
女性と深いお付き合いをすることも出てきて

それで初めて気づいたんです。

女性に対して周期的にくる生理ちゃんが
どれだけ大変なことだったか。

僕の中では
「他人事」から「自分事」へと
大きく変わったキッカケでもある。

腰回りをトントンしてあげたり
早めに寝かせてあげたり
ホッカイロ背中とお腹に貼ってあげたり
コンビニに走って鉄分ドリンク買ったり
薬局で生理ちゃん用ナプキン買ったり
(続:間違えて買い直したり)

毎月女性だけ

生理ちゃんの活発さを抑える薬を買ったり
イライラ防止のためのアロマ焚いたり
辛くても出社したり

自分ではやらなかったを
これだけ毎月していると思うと

どれだけ大変だったか。
もちろん今も。

まだ男社会が未だに健在している所もあり
辛いのに言い出せない人も多いですよね。

僕の会社のチーム内では
辛かったら速攻帰って療養してもらうか
最初から休んでもらうかのどっちか。

言い出しづらいなら体調見て
「今日なんか体調悪そうだけど?」と
やんわりと聞くようにしてます。

周期的にきていることもあり
そろそろかな?と
気持ち悪いと思われますが
なんとなく時期を把握していたりします。
(※ ごく身近なメンバーのみ)

その時期が近づいてきたら
そろそろじゃない?とやんわり聞くことも。

言い出しづらいのであれば
こちらから言い出せる雰囲気を
毎回作っておくのが大事

「え、生理?でも仕事できるでしょ?」

こんなことを一言も言い放つ人にならなくて
よかったと思っています。


体験したことがない人であれば
その辛さがわからなくて当然ですが
辛さに寄り添うのはみんなができること

生理ちゃんが訪ねてきている女性にとっては
どんな言葉や態度もライフルの銃口を
常に向けられている感覚なのかなと

DEAD or ALIVE
生きるか死ぬかの状況で
神経もピリピリになっている。


結婚して嫁ちゃんと暮らすようになると
生理ちゃんはより身近な存在になっていった。

自分が完璧超人レベルで
何かできている

なんておこがましいことは言いませんが
それなりに役に立っているのかなと思う

最近の僕の行動は
嫁ちゃんに生理ちゃんが訪ねてきたら

鉄分ドリンク or 鉄分ヨーグルドを購入
ポテチを購入(お腹すくらしいので)
一日寝られるように起こさない
家のことは全部片付ける
食べたいものがあれば買いに行ってくる
漫画読みたいと言われれば運んであげる
コンタクト取りたいと言われたら液持てくる

などは続けてこれているので
それなりに自分事として
考えられているのかなと。

嫁ちゃんの時期に関しては
僕がカレンダーに印つけたりしてます。

炊事洗濯とか家のことは
生理ちゃん関係なく
毎日自分がしてるのでいいのですが

気を抜けばすぐに「他人事」になるため
非日常ではなく日常の中に
生理ちゃんを想定した動き方を

普段からしておくようになれると
いいと思っています。

ただ自分がしていることは
低レベルでしかないことは分かってる

だって代わりに
その辛さを受けてあげられないから。

ただ
代わってあげられなくても

その気持ちに寄り添うのは
誰だってできると思います。


辛いのは女性ではありますが
男性だからと言って

生理ちゃんについて
何も喋らないのはまた違うのかなと

私たちにはまだまだできることがある

まずは男性から生理ちゃんに対して
発言していけるような世の中になればと思い

今回noteに書いてみました。


「〜してあげている」という感覚もよくなく
そもそも恩を売るような行為ではないため

「〜できているか」を常に意識し
無償の愛で寄り添うことが

夫婦間、仕事関係、また人間関係を
良くしてくれる秘訣なのかなと感じました。


このようなことを書くと
女性に対して忖度していると思われるかもしれませんが
全然その通りなのですよ。

うちの場合は
母がいなければ家族が成り立っていないので
女性の大事さは身をもって知っています。

大事にしない理由が一つもない。

大事にする方法は人それぞれだと思いますが
他に意識が取られて忘れることもありますが、
常に意識していきたいと思っています。


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