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ぶどうの皮むき問題

秋の味覚、ぶどうが美味しい季節になった。
毎年ぶどうを頂く機会があって
今年も素晴らしいぶどうが
我が家の冷蔵庫に控えている。

デラウェアのような小粒ぶどうではなく
巨峰やマスカットのような大粒ぶどうだ。

毎朝必ずフルーツを出すようにしていて
逆に言うとフルーツは朝にしか食べない。

しかし毎回葛藤するのだが、
実は子にぶどうを出すにあたり
ぶどうの皮をひと粒ひと粒
私がむいてあげている。

本音を言えば
皮むきなどもう自分でやってほしい。
まだ子どもではあっても
自分のことは自分でできるくらいには
成長したのだから、
私のしていることは
過保護だと感じている。

だが自分でやらせると
時間が非常にかかり
確実に学校には間に合わない。
それでも美味しい秋の味覚を
味わわせてあげたい親心。

なにごとも興味をもったり
自分でやってみることは
とても大切なことだとは思うのだけど、
学校に行くことの方が
子にとって重要だとも思うから
ぐっと堪えてちまちまとむいてあげている。

——日中にあげればいい
——週末だけにすればいい

解決策は考えれば色々あると思う。
このままでいいのかと
自問しても答えは出ず、
いや、出たところで
意に反する答えだったら
これまたストレスになる。

——これでいい
——今のままで大丈夫

そう自身に言い聞かせて、
美味しいと笑顔を見たときに
よかったと思える。

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