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Hostel のこれから

こんにちは、the SSAW hostel Shibuya Yutenji オーナーの小薗江です。本日は、これからのホステルの在り方、についてお話ししたいと思います。

■リモート勤務で下がる住宅需要

今年4月に、経営破綻した『ファーストキャビン』は多くの人がご存知だと思います。その事業運営受託事業及びフランチャイズ事業を新日本建物株式会社が取得しました。新日本建物は、マンションや住宅関連の開発および販売を行っている会社です。
これは具体的に何を意味しているのでしょうか?

新日本建物の発表によると、「ファーストキャビンの有する知的財産権・フランチャイザーとしての運営ノウハウを融合することにより、新たな収益物件の開発・販売の機会拡大が見込まれる」としています。

■コロナ禍の影響が働き方を変えた

大手企業を中心に会社へ通勤しないリモート勤務が普及しました。その結果、オフィス賃料の高い地域を中心にリモート勤務の常態化によるオフィスの閉鎖や縮小が始まっています。渋谷界隈のいわゆるビットバレーは空室率ならびに坪当たりの賃貸料がここ数か月で急激に下がっています。
さらに通勤が不要になったことで、これまでオフィスに近いことで人気があった都心部のマンション需要が減少し、郊外の一戸建て人気が高まっています。都心郊外のリゾート地では、今まで見向きもされなかった中古リゾートマンションや戸建て住宅の問い合わせが、ここ数か月で2倍3倍となっている地域もあるようです。

新日本建物は、首都圏を中心に分譲や賃貸のマンションを開発、販売しています。その住宅需要が郊外流出に変化し、都市部のマンションの需要が下がってしまいます。その「穴埋め」としてホステル(カプセルホテル)に着目したそうです。
確かに、自宅での勤務が難しいリモートワーカーのための時間貸し(デイユース)などを展開するホステルも最近出始めました。「本に囲まれて宿泊できる」ホステルの『Book and Bed Tokyo』は、平日1時間500円からの時間貸しを行っています。
こちらも有名な『ナインアワーズ』では最初の1時間は1000円、それ以降は1時間毎に500円で時間貸しをしています。追加料金なしにベッドやシャワーも利用できるそうです。

■これからのホステルの在り方

経営破綻後も営業を継続しているファーストキャビンのフランチャイズ店でも1時間当たり800円から(最低利用時間2時間)でショートステイ(デイユース)に対応しているようです。
今後、コロナ禍が収束すれば当然宿泊需要が戻ってくることが予測されます。旅行自体がなくなるとは思えません。コロナ化が収束さえすれば、旅行需要、そしてホステルの宿泊需要も増えると思います。今年に入ってから、宿泊業の経営破綻、自主閉鎖などが相次ぎ、今年のオリンピック前は宿泊施設が足りない、とまで言われていた受け皿がさらに減少しています。海外のお客様も戻ってくるでしょうから、日本における安価宿泊需要の受け皿としては当然のこと、またリモートワーカー、ノマドワーカーさらには、アドレスホッパーの受け皿としても期待が持てる業態になるのが、これからの『ホステル』といえると思います。

◆the SSAW hostel Shibuya Yutenji
(ザ・エスエスエーダブリュ・ホステル・渋谷祐天寺)
【予約は下記から】
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/179938/?l-id=top_C_history
【HP】
http://ourspace.wardrobehostel.com/ssaw_yutenji/

◆Instagram
https://instagram.com/osonoe_masami?r=nametag

◆動画でチェック
【新規ホステルのご案内】https://youtu.be/GCImUMEvmCw
【館内のご紹介】https://youtu.be/yuH2mr4efAI
【祐天寺駅からホステル】https://youtu.be/yWAaQ3TJV2Y
【周辺のCafé, 飲食店】https://youtu.be/r8_ZkAw3juo
【個室のご紹介】https://youtu.be/b88_fL6KiqM
【ダブル・ツインルーム体験】https://youtu.be/O5KRS-H39yo

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