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【入院8日目】2023年3月7日(火) 「左膝内側半月板損傷、左膝骨壞死、左変形性膝関節症」手術日記

3月6日(月)
3月7日(火)

おっと浮腫(むくみ)が

ひいてないかい?

リハビリ前の自主練では膝の曲げ伸ばしは、やはり朝イチはかなり膝関節周りが硬く曲げるのが怖いし痛む。

痛み止めの薬の時間調整

・朝食後
・夕食後
・午前0時
今のところこれがベスト!

○リハビリ(午前)

いつもと違うトレーナー

違うトレーナーがきてもやはりプロを感じさせてくれる。

・昨日までの膝の状態の確認

・マッサージ

・手術内容のさらに細かな説明

・膝の曲げ伸ばしの運動

○リハビリ(午後)

・膝の曲げ伸ばし運動


・あらたに踵(かかと)の下に滑りやすいボードを置き自分の手の介助付きで膝の曲げ伸ばしをおこなった。

・できる所まで足を体に近ずけ、戻りは自重で戻る力を制御しつつ平らな位置までもっていく。


・足の浮腫(むくみ)をとる足首の運動(ふくらはぎの筋トレにも)Part2



・足首を上下運動

・足首を左に曲げる運動

・巻いたゴムベルトの端を③の方向で固定し②方向に曲げる

・足首を右に曲げる運動

・巻いたゴムベルトの端を②の方向で固定し③の方向にまげる

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【今回の手術の補足知識】


(東京女子医科大学病院 HPより引用)


・今回した手術のひとつは

「膝周囲骨切り術」

となります(ヘッダーのレントゲン写真です)

下肢のなかで、体重の通るラインは大腿骨頭の中心から足関節の中心までと考えられており、正常な膝の場合、このラインは膝のほぼ中心を通ります。

しかし、変形性膝関節症の方は、このラインが膝の内側(O脚)、もしくは外側(X脚)に傾いていることが多く、歩くたびに膝の内側・外側どちらか一方に偏って負担がかかっている状態です。

それを膝の中心から正常な部分に体重がかかるように矯正する治療が、「膝周囲骨切り術」です。

【特徴】


「膝周囲骨切り術」とは、正常の軟骨が残っている部分に体重がかかるようにO脚やX脚の変形を矯正する手術です。

この手術では自分の膝が残りますので、手術後、特に生活上の制限はなく、スポーツや趣味、職場復帰することが可能です。

今回の手術は、骨にくさび型の切れ込みを入れて取り出すことでO脚やX脚を矯正する手術で、楔状開大型骨切り術は、逆に骨に切れ目をいれてくさび型に広げることで矯正する手術です。

【 手術内容 】

まず、膝用の内視鏡カメラ(関節鏡)を使って膝関節の中の余分な骨を削ったり切れた半月板を整えたりします。

その後、すねの内側に5~7cmの傷を作って、すねの骨に内側から切り込みを入れて目標の矯正分だけ開き、人工骨を挿入します。

最近使われているβ-TCPという人工骨は、吸収されて3〜5年で自分の骨に置き換わります。

最後に、骨との親和性がよいチタン合金のプレートとボルトで固定します。チタンはMRI検査の際にも問題がない素材です。

高齢者に多い骨粗しょう症の方でも問題ありません。

チタンプレートとボルトは手術後約1年で体内から取り出しますが、ボルトで開いた穴は自然と埋まります。

○骨の再生についての説明○


軟骨性外骨化


骨折部位において、まず軟骨性の組織が形成されます。

この軟骨性の組織は、骨芽細胞によって分泌される成分が集まって形成されます。

この軟骨性の組織は、骨の再生に必要な組織のひとつであり、将来的に骨に置き換わっていきます。


人間の身体の神秘的な部分だ。骨には神経もあり血液が流れている・・・普通に考えれば当たり前かもしれないが考えたこともなかったし凄いことだらけだね。

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