★【膝】★ 手術後のリハビリ「左膝内側半月板損傷、左膝骨壞死、左変形性膝関節症」手術日記
リハビリは術後2日目から始まる
○手術後は左足の感覚がない(午前)
・足首の動き、足の指の動き、膝の動きの確認から始まる。
・足を動かす時にどこに力を入れればいいかを教そわる。
○その後筋トレが始まる。(午後)
・足首を上下させる。
その際に足の指を「グー・パー」をさせることで血の循環が悪くなるのを防ぐ役割があるため常に心がけて行うようにする。
・膝の上下運動
・膝下に丸めたバスタオルを入れる(タオル押し潰し運動)
①膝下に丸めたバスタオルを入れる
②そのバスタオルを押しつぶすように力をいれ入れ切った所で「1.2.3.」と静止、その後完全に筋肉を緩める
・膝の曲げ伸ばし(自分の手で介助
)
①膝裏に両手を添えて両手で膝を身体に寄せてゆく
②できる所まで引きまた戻す。
③自分の足の重さで戻れるのを両手で介助する
・仰向けに寝て足を上げ下げする運動
(足は伸ばしたまま腰臀筋を意識する)
・横向き足の上げ下げ
ベッドで横向きになり足を伸ばしながら後ろに引いて臀筋を意識し足の上げ下げを行う。
・足首のトレーニング(ゴムベルトを使用)
①足首を立てた状態から、足の指をグーにしながら伸ばす
②伸ばし切ったらテンポよく足の指をパーにしながらもとの位置へ伸ばす
③あくまでもテンポよく「1・2・3」途中止めないで身体の力を抜いて行う
・手術をしていない右足の片足立ちの筋肉トレーニング
平行棒につかまり右足の踵(かかと)の上げ下げを行う
手術後は先しばらくは右足に全体重で支えなく手は行けないための強化。
・うつ伏せになり足の上げ下げをする運動
足を真っ直ぐに伸ばして臀筋を意識しての足の上げ下げする運動
・ベッドの端に座り膝の曲げ伸ばし
①縦荷重はまだ禁止
② 足の裏の外側を意識して(無意識だと膝が内側に入ってしめうため)足を矢印方向に滑らせるように引き前後に膝の曲げ伸ばしを行う。
・膝のお皿の柔軟
(右足も固いらしい)のマッサージとお皿の運動。
自分でやる場合膝のお皿をした方向に力を入れるよう(赤線)に抑える感じで意識してお皿を動かす(青線)
・脹脛(ふくらはぎ)のストレッチ
正常の方に比べ10度ほど左の足首の角度が少なく曲がりきらない。この場合には脹脛(ふくらはぎ)にタオルを用いてクールダウンの際のストレッチで行う。
・ベッドの端に座っての膝から先をあげる運動
①右足に3kgの重りをつけての左右行う。その際には太ももの力の入れ具合(部位)に注意して行うこと。
②赤点丸部分が正しい力を入れるとろであり、ベッドの面より足が浮かないようになり筋肉に負荷が正しくかかる。
③青天丸に力が入ったその場所が緊張し固くなり膝周りの筋肉が鍛えられず膝の動きも悪くなってくる。
※正しい筋トレをしないでやみくもに行うと逆に様々な関節まわりの筋肉に余分な負荷がかかり故障の原因になる。
・太ももにボールを挟み潰す練習
(一連の膝周りの筋肉強化)
①膝の間にボールを挟んで
②ボールをしっかり潰していきます
③ゆっくり閉じてゆっくり元に戻します
【運動の目的】
股関節内転筋群の筋力強化
【対象となる症状】
股関節内転筋群の筋力低下、O脚
【鍛えられる主な筋】
内転筋群
・ベッドの端に座り床に足をつけ土踏まずを作る運動
①床に足の裏を着けた状態のところに床と足の間にタオルを入れる
②踵(かかと)を床につけたまま足の指の特に人差し指の根元を(赤点丸部分)意識して踵(かかと)の方向に寄せてゆく感じ
③指先に力を入れながらも踵(かかと)は床から離れないよう(青点丸)に土踏まずを縮ませる感じで力を入れる
④その状態からタオルをトレーナーが前方に引いてゆくのに抵抗をする運動。
・「皿」周りをストレッチ
膝の痛みを軽減する方法
(NIKKEI STYLE ヘルスUPより引用)
宗田教授が勧めるのは膝蓋骨(膝の皿)周りのストレッチ。
膝蓋骨は膝の前面にあり、関節を保護し、円滑な動きを助ける役割を担っている。膝蓋骨を動かして柔軟性を保つことが、膝のトラブル予防や、痛み緩和につながるという。
床に座って足を楽に伸ばした状態で皿の縁に親指をあて「痛くて気持ちいい」と感じるほどの強さで2~3秒間、指圧する。
特に押して痛い部分は、自分で加減を調節しながら念入りに指圧する。
痛みは血行不良が原因なので、ほぐして血行をよくすれば痛みが和らぐという。
朝晩2回習慣にすると、膝の柔軟性が増す。
・腹式呼吸
腹式呼吸とは、横隔膜という筋肉を使って行う呼吸法です。
横隔膜はおなかの奥にあるドーム型の筋肉で、息を吸うときに下がり、息を吐くときに上がります。
腹式呼吸のやり方は以下の通りです。
①姿勢を正して、おへそのあたりに手のひらを置く鼻でゆっくり空気を吸い込みながら、おへそのあたりが膨らんでいるか確認する
②吐く時に、吸う時以上に長い時間をかけてゆっくりと吐く
・ベッドに横になったて足上げストレッチ
①ベッドで身体を起こし足にタオルをかけ引く
この時は脹脛(ふくらはぎ)が伸びる感覚を感じながら行う。
②そのまま体勢(足は90度を保つ)で身体をベッドへ仰向けの状態にする。
③そこでタオルを引くと太もも裏の筋肉が伸びる感覚を感じながら行う。
・脂肪体のマッサージ
①お皿の骨の下からすねの骨の間にある膝蓋腱の内側と外側を少し触わる。
②青点の部分を左右にキャッチボールしてあげる。押し込んであげる感じ。それだけでも簡単なマッサージになります。
青点の部分に脂肪体があります。
※(脂肪体)とは
ちょうど、膝小僧のすぐ下にあり脂肪のクッションのようなものです。
ソファーなどにおいてあるクッションは外側がシートで囲まれていて、中に綿など柔らかいものが入っていますが、膝蓋下脂肪体もこれとまさしく似ています。
周りを膜で囲まれていて、中は柔らかい脂肪でできています。
膝蓋下脂肪体は痛みを感じる受容体の多い組織です。
脂肪体の動きの流れが悪くなると膝痛が出現します。
そのため膝の曲げ伸ばしの際に膝蓋下脂肪体の動きをよくしてあげることが重要になります。
・ベッドで横向きに寝て足をくの字に曲げ上側の足で足首を離さずつけたまま膝を開閉する運動。
・お尻上げ運動
①膝を直角にまげる
②腕に力を入れず(胸の前に両腕をクロスさせて置いても良い)両膝が内側に傾かないようにして膝をたてる
③腰を床よりあげる。腹筋に力を入れながらお尻の筋肉を意識する。
・上の状態から踵(かかと)のみで身体を支えながらバランスをとりつつお尻上げ
これはかなりの負荷が色々なところにかかる。
・壁のバーをつかみ踵(かかと)の上下運動。
上げる時よりも踵(かかと)を下げる時はスピードを緩めてゆっくり下ろす。脹脛(ふくらはぎ)に負荷を感じながらおこなう。
・膝裏にタオルを入れて潰す練習2種類
①タオルを膝裏に入れそれを潰し3秒キープの後脱力
②タオルを膝裏より太ももよりに入れ潰し3秒キープの後脱力。この時にはつま先が床より離れる。
・壁に垂直に並び右手でバーを握り左足を1歩踏み出し戻す練習
左足に体重をかける感覚を覚える。
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