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漢方入門書を読む前に読む記事。はじめに

誠心堂学芸大学店にいるただの薬剤師の大嶋です。
このnoteでは実際に臨床で身につけた事を記事にしていけたらとおもってます。
記事の内容としては、漢方初心者が漢方入門書を理解できるようになるまでを目指しております。

6年前にこの業界に入りました。10年で半人前と言われる漢方業界で、ようやく4分の1人前までになりました。
多少は人に薬を出せるようにはなりましたが、それまでの勉強は本当に苦労しました。
中医学を勉強していたが分からなくて挫折し、日本漢方を学んで改めて中医学を勉強するといった紆余曲折を辿っていました。
勉強して思ったのは、漢方の入門書は難しいということでした。

実際に臨床に立っている先生たちから講義や話しを聞くと「なるほど、そういう事か」と納得しますが、ふと教科書を見ると「これ本当に先生が言った事だっけ?」とよくなるのです。
それほど漢方の教科書は難解に書いてある事が多いのです。

確かに漢方は(東洋医学全般に言えることですが)イメージと感覚の医学でA=Bではなく、A=B=C=Dみたいなモノです。
それが東洋医学全般に言えることなのです。

なのでまずはA=Bを理解してもらえればと思ってます。
その後にA=CでありB=Dを理解していくのが東洋医学の勉強方だと思っています。

一度は漢方の勉強を投げ出してしまった人やこれから入門書を読む人に向けて、「入門書を読む前に読む記事」として役に立てれば幸いです。

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