＜メルマガ開封率50%超え！＞新卒1年目がメルマガ開封率を平均の2倍以上まで上げた話
初めまして！Oshicoco編集部員のおとです。
Oshicocoはインスタグラムメディアだけでなく、推し活専門オンラインストア「推し活モールOshicoco」も運営しています。
オンラインストアにとって、お客様との貴重なコミュニケーションの手段となるのがメールマガジン（以降メルマガ）。
今回は、そんなメルマガを担当することになった私が、開封率50％以上のメルマガを配信し続けている理由をお話します。
そもそもメールマーケティングとは？
メールマーケティング（以降メールマーケ）とは、マーケティングの目的達成のために「メールコンテンツ」を通じてお客様にアプローチすることです。最終的な目的を決め、逆算して戦略的なメールコンテンツを配信していきます。
手法としては、段階的に配信する「ステップメール」やターゲットを絞って配信する「セグメントメール」、自社アピールのため一斉に配信する「メルマガ」や一定期間動きのない顧客に向けた「休眠発掘メール」などがあります。
メール配信を行うことになったわけ
オンラインストアはどうしても受動的なコミュニケーションになってしまいます。
お客様が検索して、あるいはインスタグラム等のSNSから流れてきて、私たちのサイトに訪れるわけですが、基本的にサイトはインバウンドの世界です。見やすいサイトにする、サイト内の回遊性を上げる、SEO対策をする、記事を更新する...というように「受け」の姿勢で施策を進めています。また、Oshicocoはインスタグラムメディアにてフォロワー様とのコミュニケーションを大切にしていますが、オンラインストアになるとお客様との接点がなくなってしまう。
そんな受けのアプローチしかできていない現状が、私たちECチームの悩みでした。
そこで力を入れることになったのが「能動的」なアプローチであるメール配信。メールアドレスを登録しているお客様は、一度購入した経験のある顧客か、もしくはOshicocoのサイトや商品に興味のある見込み客です。メルマガはそんな顧客にリピートを促し、見込み客を顧客にする能動的なアプローチであり、お客様との接点を生み出すコミュニケーションの機会にもなります。
これはやるしかないと、急ピッチで具体的な目標設定からリスト作成、ターゲット毎の内容設定や文章作成を行いました。
分けるターゲット
現役（メール登録者）
休憩顧客：再購入、再顧客化
複数回購入顧客：離脱防止、リピート促進
直近30日間の間ではじめてお買い物をしたユーザー：リピート促進
過去30日間のかご落ち
この5つのターゲットに分け、それぞれに最適なメールの内容は何か、まずはざっと書き出します。その中で、現役に書き出した内容と、全ターゲットに共通して最適とした内容は一斉に配信するメルマガのネタに。それぞれに最適とされる内容はターゲットを絞ってセグメント配信としました。
ターゲットを分けて配信するメリット
〇開封率や反響率が高い
ターゲットの属性に合わせた内容のメールを配信するため、開封率やクリック率、売上額向上につながります。
メールのタイトルを見たときに一瞬で「私に向けられた情報だ」と認識してもらえるようなタイトルにすることが非常に重要です。例えば、配信先のターゲットが好むワードをタイトルの一番目に持ってくると、自然と他のメールとの差別化が図れます。他にも、限定感やお得感があるワードや、”〇万人が選んだ！”など数字としてインパクトがあるワードを【】書きで記載する等、読者心理を活用したワードを組み込むのがコツです。
また、Oshicocoは幅広い年齢層の方々に楽しんでいただいているため、価格帯やデザイン、特集内容等で年齢層を意識した配信を心がけています。
〇顧客育成効果
ターゲットの属性や開封状況に合わせて、最適な時間帯や頻度で配信することにより、顧客育成にも繋がります。また、上記のような配信により、メール登録の解除率の低下も見込めます。検索流入が最も多い時間やインスタグラムからの流入が最も多い時間など、サイト訪問者数が最も多い時間といっても流入元によって異なります。そのため、それぞれの顧客稼働時間での配信効果を検証し、最適な配信時間を把握する事が重要です。
改善を重ねて最高開封率59%！
試行錯誤の上、たどり着いたのはこのように文章ベースの読み物形式のメール。
画像ベースや文字ベース、見出しの大きさや使用する画像など、改善を重ねたメールの開封率はなんと最高59％。平均20％程度と言われている中、この開封率はかなり高い数字と言えます。
今後も改善を続けながら有益な情報をお届けし、お客様とのコミュニケーションの場をより素敵なものにしていきたいと思っております。
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