㈱グッド未来舎

人をつなぐ、未来につなぐ。 株式会社グッド未来舎はより良い未来の創造のため、新たなチャ…

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人をつなぐ、未来につなぐ。 株式会社グッド未来舎はより良い未来の創造のため、新たなチャレンジを続けていきます。

マガジン

  • YOXOフェスティバル2023レポート

    横浜で開催された未来技術の展示会YOXOフェスティバル2023レポート。ロボットやモビリティ、アプリなど、新時代を感じさせる発明や技術を見て触れて体験できるイベントです。

最近の記事

建設の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた16~研修代行サービス編

ここ最近、外国人の現場入場のための申請や審査が以前より簡略化されたというか、ハードルが少し下がった気がします。 日本で働く外国人の労働力が必要不可欠、という現状の反映でしょうか。 一方で「外国人を入場させる」と言うと、現場や元請さん側がナーバスな反応をみせる、という現実もあります。 コミュニケーションの不安や、過去の外国人トラブルから、またトラブルが起きるのでは?といった懸念で、そうした反応になってしまうのでしょう。 そうした課題を少しでも溶解できたらと自社の外国人研修

    • 建設の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた15~研修マンガ完成編

      外国人雇用にあたって、受入れ側の心構え的な研修は必要。 でも現場の作業員さんたちを集めて研修するのは難しい・・・。 という課題のソリューションとしてひねり出された「研修マンガ」計画。 なんやかんやありましたが、ようやく完成いたしました。 (なんやかんやの一部につきましては下の記事にて書いております。) そしてこちらが印刷屋さんから届いた冊子「研修マンガ~外国人社員とともに働く現場~㈱未来建設の日常」です。 本編は4コママンガとコラムで構成し10ページ分作成。付属としてコ

      • 建設の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた14~AIとマンガ・後編

        外国人社員を受け入れる既存社員側にむけて研修マンガを作成しようと企画したことは前回お話しました。 プロット段階でGPTさんのお力を借りようとしたものの、GPTさんの世界観についていけず自力で考えることにしました。 外国人社員さんが研修の際に言っていたことや、課長から聞いたボヤキ報告などからネタをひろってなんとか10本分の4コマまんがのプロットを作成。 出来たプロットを前に、でもマンガなんて私に描けるかしら?と(今さら)思い、今度は作画をGPTさんに頼ってみることに。

        • 建設の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた13~AIとマンガ・前編

          外国人雇用にあたって、受け入れ側の研修は必須だと思うのですが、現場の職人さんを集めての研修は、様々な事情からとても難しいのです。 なんとかできないかと考え、研修したい内容を冊子にして現場社員に配ることにしました。ただ、文字ばっかりの研修冊子を配っても現場のみなさんが読むでしょうか?(読まないだろうな。。)どうしようかとあれこれ思案する中で「マンガならどう?」と思いつきました。 外国人社員との現場あるあるな出来事をマンガにすれば、「あるある~!」と読み進めてくれるかな?と。

        建設の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた16~研修代行サービス編

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        • YOXOフェスティバル2023レポート
          9本

        記事

          建設系の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた12~外国人研修編

           近頃は建設の現場でも色々な国の人が働いているのを見かけるようになりました。人材不足に悩む業界にとって、外国人社員の積極的な雇用は会社存続の大きな鍵を握っています。  しかし現場サイドはまだまだ昔かたぎ。外国人社員の対応にも慣れていません。弊社でも外国人社員と既存社員の不協和音が出始めてしまいました。  外国人社員への対応や指示の仕方など、受入れ側の心構えは大切なのですが、それがなかなか伝わらないのが実情です。  とはいえ現場の不協和音をそのままにしておくわけにはいきませ

          建設系の中小企業が外国人雇用について本気で考えてみた12~外国人研修編

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた11~だれの物?編

          ジャイアンは言いました。 「オマエの物はオレの物、オレの物もオレの物!」 そんな名台詞(?)が思い浮かぶ出来事がありました。 課長が現場を巡回したときのこと、他の協力会社さんにクレームを入れられたそうです。 クレームの内容は 「おたくの外国人がウチの工具、勝手に使ってるんだよね!」 あわてて当人に他の会社さんの工具を使っちゃダメ、と教えたそうですが、 今度は別の会社さんから「彼、売店横のポット使ってるよ」とチクリ報告が… そのポットは、売店でカップめんなどを買ったお客さ

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた11~だれの物?編

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた10~受入れ編

          外国人採用ふりかえり もう残り数日で今年も終わり。みなさんはどんな年の瀬をお迎えですか? 我が社の年の瀬は、はい、けっこうワサワサしてます。 ザワつきの一因には外国人採用の件もあります。 今年の7月から外国人採用の計画に着手し、9月に募集をスタートさせました。有名企業でなく、すごく高給というわけでもない現場作業のお仕事。応募者はあまり多くないかと危惧したものの、蓋を開けてみれば40人強の方々にご応募いただきました。 40分の1の超貴重人材 とはいえ、条件が合わなかった

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた10~受入れ編

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみたVOL.9~工具の英訳編

          工具って外国人に説明するときにどういったらいいのかな、と困ることありませんか? また現場で「ドライバーだよ、ドライバー!」なんて言って外国人作業員さんが「?」となってしまうこともあるかと思います。 この工具、備品、英語でなんて言うの?って思った時に参考にして頂ければと思って今回の記事を書きました。 備品一覧表作成建設業では作業着・保護具・腰道具・電動工具やバッテリーなど様々な備品が必要になります。 会社から支給されるものもありますが、腰道具や安全靴などは作業員自身が自費購入

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみたVOL.9~工具の英訳編

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.8 ~新人教育編2

          建設の下請け中小企業だけど、リソースないけど、現場入場の前に社内新人教育の仕組み作りをしていかないと!と考えたお話を前回しました。 今回はその続きで、ガーナ出身の新人社員Aさんへの社内研修を行なったレポートを書いていきます。ちなみにAさんをお迎えしての歓迎会の記事はこちらです↓。 Aさんは日本語で日常会話はできますが、読み書きは出来ない、とのことでした。教材をかんたんな日本語に変えて、説明文もできるだけシンプルにし、さらに漢字にルビをふって・・・いや、それでも読むのは難し

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.8 ~新人教育編2

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.7 ~新人教育編1

          おそらく建設系下請け企業の多くは、現場で先輩が新人に仕事を教えるチューター制度的なスタイルで新人教育を行っているかと思います。 「チューター制度的な」とやや曖昧に表現したのは、ほとんどが制度としての運用ではなく、面倒見のいい人やリーダー格の人に「新人さん、よろしくね」とおまかせしてるのが実情では?と思うからです。 雇入れ時教育は安衛法で義務付けられています。 しかし実態調査によると土木・建築業で雇入れ時教育を実施している企業は全体の約半数でした。 さらに言えば安全衛生教育以

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.7 ~新人教育編1

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.6 ~歓迎会編

          外国人採用サービスのGUIDABLEさんを利用して約1か月、応募外国人は今までのところ24名にのぼります。とはいえそこから採用にはなかなか至らず、先日ようやく1名、晴れて入社となりました。 外国人採用活動による入社第1号はガーナの40代男性です(仮にAさんと呼びます)。20年以上日本に住んでいるので、日本語での日常会話もスムーズ。 ついでに言えば、外国人の応募者で面接時にシャツとジャケットを着て、履歴書も持参して、というのはAさんだけでした。 面接時の服装は(短パンなどでな

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.6 ~歓迎会編

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.5~英語契約書

          外国人採用をするにあたり、契約書や誓約書、就労規則なども、社員となる外国人に理解できる言語で作成する必要があるかと思います。 日本語がある程度話せる方だと、必要ないかな?と考えてしまいがちですが、やはり「話す」ことと「読み書き」することの難しさは別次元のよう。流ちょうに日本語を話せる方でも、会社説明スライドは英語バージョンをお見せした方が「わかりやすくて助かる」と喜ばれます。 やはり入社契約にあたって契約書や各種の誓約書などはその方の理解しやすい言語にしないと(日本語ネイ

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.5~英語契約書

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.4 ~求人広告 

          身分系ビザの外国人を対象にした求人を行うため、外国人向けの求人広告サービスを行う会社を選定したことを前回お話しました。 今回は外国人向けの求人広告を掲載したその後についてお話します。 うれしいことに広告を掲載してすぐ数件の応募がありました。 けれどいわゆる「技人国」と言われる技術・人文・国際業務のみ就労可能なビザの方であったり、留学ビザなどの方ばかり。 建設の現場作業として就労できないビザなので、せっかくご応募いただいてもNGでした。 配偶者が日本人であったり、永住ビザ

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.4 ~求人広告 

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.3 ~身分系ビザ~

          外国人採用を検討するにあたり、まずは身分系のビザをお持ちの方をターゲットに求人をしていくことにしました。 (身分系ビザとは、永住者、日本人の配偶者、永住者の配偶者、定住者などの方の在留資格です。) 建設業では有料の人材斡旋は違法ですし、現場作業につける在留資格は限られています。 そうしたなか、身分系ビザの方はほぼ就労制限がないのです。 実はすでに社内に身分系ビザの外国人社員がいます。(ハローワーク経由での採用でした) 日本人とほぼ変わりなく働いてもらっていますし、長期休みを

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.3 ~身分系ビザ~

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.2

          まず建設業界で外国人を雇用するとなるとビザの壁にぶち当たります。 外国人が建設現場で作業員として働ける在留資格は大きく分けて3つ。 まずは身分系ビザ、と呼ばれる「永住者」「定住者」「日本人の配偶者」「永住者の配偶者」の在留資格を持っている方。(しかも永住ビザですと 在留期限がなくビザの更新がいりません) もう一つは特定技能の在留資格を持つ方。こちらの資格を持っているのは、技能実習から特定技能に移行された方、国内の特定技能試験に合格した方、海外で特定技能試験に合格された方

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL.2

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL1

           先日、ハローワークにてミニ会社説明会の機会をいただきました。 その日は来所している求職者の方に直接お声がけしてよいとのこと。 何人かの方に「説明会に来ませんか~?」とお誘いしたのですが、皆さんの反応はというと 「建設?いやいやいや」「現場で働くのはチョット・・・」などなど。  建設DXとか、I-constructionとか、何かと変革が謳われている建設業界ですが、まだまだ4Kの「シンドイ仕事」イメージが色濃いようです。  工事部長に言わせると「うちの仕事は建設関係の中でも

          建設系の中小企業が外国人採用について本気で考えてみた VOL1