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教師っていいぞ

はじめに

 こないだは働き方改革についての記事を投稿した。Twitterには「やめろ族」が蔓延しているということも含めて、感じていることを書いたんだけど。Twitterには「金のために教師をやっている」みたいな意見もある。その人の考えを否定する気はないが、お金を目的に職業を選ぶなら、教師という選択は間違っている。コスパがビックリするほど悪い。つまり何がいいたいかというと、オレのなかで「金銭面」はこの仕事の魅力ではない。じゃあなんでオレは「教師を続けているのか」。これを今日の記事にしてみよう。

教師の魅力

1 人の人生の中に生きられる

 オレは「出会った瞬間から相手の人生をちょっとずつ背負って生きている」と考えている。よくもわるくも出会えば、相手に影響を与えるということだ。その点において、教師という仕事は「生徒の人生」に多大な影響を与える。中学生という多感な時期に、親の次に身近な大人として毎日関わる。オレの経験や学びを言葉にし、伝えることで、こどもたちは変化していく。もちろん、オレの手柄と言いたいわけじゃない。その爆発的な成長を近くで見届ける。これが教師の醍醐味のひとつである。そして、こどもたちの様子からたくさんのことを学び、自分の成長に還元できることもたまらない魅力だ。

2 ずっと熱くいられる

 教師をしていれば、先日オレが体験したように、行事の運営に携わる。体育大会では、自分のクラスの走りを声を出して鼓舞し、綱引きでは旗を振り回す。合唱コンクールではこどもたちと毎日練習し、本番の歌声で涙を流す。時にはこどもたちの恋バナに参加し、学生の甘酸っぱい恋に想いを馳せる。普通にサラリーマンになっていたら、こんな体験は出来なかったと思うんだよね。これも教師の魅力。なんかいつまでも気持ちが若くいられるし、いろんなことに心動かすことができる。

3 とにかく出会いが多い

 オレは生粋の人好きだと胸を張って言える。誰かと関わることが好きだ。これはおそらく母から譲り受けたプレゼントだと思う。これまで何百人、いや、保護者なども含めれば1000人をはるかに越える人たちと関わってきた。卒業後なんども食事に行く教え子もいるし、学校の先生になった子もいる。俳優アイドルとして活躍する子もいるし、プロ野球選手を目指している子もいる。みんなのを一緒に眺めながら、いくつもの人生を生きている気分になる。これも教師ならではの世界で、たまらなく面白い

おわりに

 オレは自分が教師に向いているかわからないし、いい先生でいられているかもよくわからない。特にオレは良くも悪くも評価が別れるタイプやしな。でもこの仕事は好きだ。同級生がオレの数倍稼いでいても、それが気にならないくらい、この仕事はやりがいに満ちている。あくまでも、今日の記事はオレにとっての魅力だから、反論する人もいると思う。教育者なんだから、素敵な動機で働け!とかも思わない。ただ、自分が「納得」できる生き方をすればいい。今のあなたは、納得できてる?

それでは、今日も一緒にいい日にしよう。

おまけ(今日のTikTok)

@oshaberi_sensei

毎日生徒に贈る名言。あなたに届く言葉が、必ずここにあります。ひとりでも多くの人に届くよう、いいねやフォロー、シェアをお願いします。#つぶやき#今日のつぶやき#名言#今日の名言#中学校#学校の先生#国語#国語の先生#学級通信#おしゃべり先生#今日を一緒にいい日にしよう#言葉で人生を変える

♬ 紡ぐ - とた


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