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【銭湯巡り】♨︎大正ロマンの時代へようこそ #福の湯 #新宿区
ー #東京ゆめぐり日記 ー
江戸の時代に花開いた銭湯文化。
現在に至るまで営業を続けている銭湯は
当時の雰囲気をそのまま残していたり
リノベーションを行ったり
それぞれの形でこの人情文化を受け継いでいる。
そんな中でも、新宿区にある福の湯は特徴的。
大衆性とモダニズムが絡み合った時代"大正ロマン”の
先進的な雰囲気漂う銭湯なのだ。
下落合駅からゆる〜い坂を登り、一本小さな路地に入る。
その先にあるのは、
街灯の柔い灯に照らされる花々に囲まれた
幻想的な空間が目を引く入り口。
異質な空間にソワソワしながら
一歩踏み込むと、もうそこは大正時代。
大正ロマンを彷彿とさせる意匠が入り口から施されている。
足元に視線を落とすと、敷砂利や石灯籠で作られた小さな日本庭園が!
細かいところまで作り込まれた世界観に圧倒されてしまう。
和傘や提灯に目を奪われながら
下足箱に靴をしまい番台へ…
と向かう前に左手にあるレトロな電話に要注目!
電話交換嬢が使っていた時代のものかな。
ついお風呂に入りに来たことを
忘れてしまうくらいに目が楽しい。
番台のおばあちゃんに料金を支払い
期待を胸に脱衣所へ向かうと、
そこには”ロマン”が詰まっていました!
アナログな体重計やマッサージチェア、おかまドライヤー。
そして、銭湯の中に街灯!?
今って令和…だよね…?
映画の世界に迷い込んだ気にすらなってきた…
浴場のドアを開ければ、レンガ調の仕切り壁と
その壁沿いに2つの浴槽が並んでいる。
水色タイルの浅湯にはバイブラとジェット
赤色タイルの深湯では小さな気泡が
ぷくぷくと水面に模様を作っている。
ちなみにこの深風呂、かなりの深さがあります。
温度は少し熱めだが、肩までぐーーっと
沈み込むと体中が緩んでいく。
家では味わえないこの感覚…銭湯の醍醐味だ。
全体的にシンプルな広さながらも
清潔感の溢れた落ち着く空間。
レンガってどうしてこんなに
安心感を与えるんだろうなぁ。
最後に、福の湯に訪れた際には
必ずやロビーでひと休憩していただきたい。
和洋折衷…レンガで囲まれたその空間は、
柱時計や浮世絵・歌舞伎絵などが飾られており
見れば見るほど
その凝った空間造りに惚れ惚れしてしまう。
いちご牛乳を飲み干し、
ハイカラな気分で路地裏から夜の街へ。
♨︎ 福の湯 ♨︎
📍東京都新宿区下落合4丁目25-10
下落合駅から徒歩10分
16:00~24:00
※毎週月曜定休日
入浴料:480円(大人)
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