見出し画像

【銭湯巡り】♨︎王道にして最高 ザ・日本の銭湯 #鶴の湯 #江戸川区

画像1

#東京ゆめぐり日記
京成電鉄・京成小岩駅を降りて
最初に抱いた感想:「空が広い」
背の高いビルはなく、視界を上空を妨げるものが何もない。

投稿_2

冬の夕方3時、雲一つない晴天。
下町を5分ほど進んでいくと現れたのは
重厚な瓦屋根の宮造り銭湯"鶴の湯"さん。

投稿_3

夕方なのに暖簾の前にはたくさんの自転車が!
暖簾をくぐり、番台で料金を支払う。

投稿_4

横目に見える「新米入荷しました」の張り紙。
コシヒカリを販売しているなんて…やっぱ銭湯は面白いな。
周辺住民との距離の近さにほっこりする。

脱衣所には、カゴや風呂敷に包まれた
湯道具があちらこちらに!
常連さんが多く愛されている印だ。

投稿_5

独特な風情漂う脱衣場で身支度をし
浴場のドアをガラガラ…
やはり!まだ早い時間なのに人の入りはなかなかだ。

投稿_8

目の前の銭湯絵は女性ペンキ絵師
田中みずきさんによるもので
男湯は北斎浮世絵モチーフの富士、
女湯は屋号の鶴と遠目から見た富士。

江戸川の銭湯キャラクター"お湯の富士"も
あちらこちらにいて眺めているだけで心が和む。

投稿_6

奥の室内浴槽を覗くと、3パターンあることがうかがえた。
薬湯・バイブラ・ジェット湯のラインナップ。
体を流し、どれどれとジェット湯に足をつける。
あつっ!!もう一度…あちちちちっ!

「そこの2つは熱いのよね。露天風呂、先に入ってらっしゃい!」
自分の一連の格闘を見ていた
おばあちゃんがアドバイスをくださる優しい世界…
「ありがとうございます!お外行ってきます!」

投稿_7

奥のドアを開けると、お目当ての露天風呂!!
女湯は目隠しを兼ねた屋根が組まれ、
湯口にはレトロなカエルの王子様が鎮座されている。
このレトロファンシーな感じもたまらない!

ちゃぽんと体を沈め、ゆっくり力を抜いていく。
あーーーー…と自然に声が出てしまった。
男湯は銭湯トレードマークのそびえ立つ煙突を
正面に見つめることができるようで、きっとその景色も素敵なんだろうな。

「若い子が来ると、雰囲気も明るくなるね~」
「薬湯はそんなに熱くないから、露天の後はそっちに入るといいわよ」
「おばちゃん達うるさいでしょ?年取ると話したくなっちゃうのよ。ごめんね、ゆっくりしてね」

新参者にも気兼ねなく声をかけてくれる常連さん達の懐の広さ。
東京は人と人の距離が遠いとよく言われるけれど、
そんなイメージを吹き飛ばすほどの温かさがここにはある。

投稿_9

心も身体もぽっかぽかになり、湯上がりの1杯をゴクり。

上気した頬に夜風を感じながら
下校している学生たちに混じって、帰路につく。 
ワンコインで露天風呂、そしてこの居心地の良さ…
これは通ってしまうよなぁ。

♨︎ 鶴の湯
📍東京都江戸川区北小岩7丁目4−16
14:50~23:00
※毎週水曜定休日
入浴料:480円(大人)

〜 見つけてみよう、あなたの町の銭湯。〜
オセントウでは、都内にある銭湯の魅力と楽しみ方をInstagramに投稿中!
Instagramでしか見れない映像コンテンツもあるのでぜひフォローよろしくお願いいたします♨️

Instagram:@osentou.jp

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?