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【銭湯巡り】♨︎美的センス抜群の下町モダン風呂 #富士の湯 #台東区

#東京ゆめぐり日記
なにか目的がないと外に出たくないこの季節。
これは、大変よろしくない…銭湯を目的に散歩でもするか。
思い立ったが吉日!というわけで、向かう先は南千住。

浴場の美的センスが素敵すぎる銭湯があるというので
銭湯専用のプレイリストを聴きながら、
お風呂への思いを膨らませて団地風景を15分ほど歩く。
すると前方に見覚えのある影がチラリ。
ぬぁっ、スカイツリーだ!

青く晴れ晴れしいその姿を見据えながら
ようやく到着した富士の湯。

ギュギュっとした入口を過ぎ、扉を開けると
想像以上に高い天井が待ち受けていた!
この開けた空間がまた気持ちいいんだよなぁ。

脱衣所を見渡すと…ロッカーは結構塞がっているな。
14時のオープンに合わせて向かったのだけど
なかなかの盛況ぶりのようだ。

浴場は、銭湯という様式の醸し出す昔ながらな雰囲気を
残した斬新な配色で、見ているだけで楽しい。

カラン周りのくすんだ黄色、
浴槽の焦げ茶タイルに並ぶ鮮やかなケロリン桶…
これらが相まって生み出される素朴な美しさにため息が出る。

ラインナップを見てみると、こじんまりとしていながらも
薬湯、バイブラ、水風呂と一通り揃っている模様。

薬湯は座風呂となっているのだが、
これが思ったよりも深い!
油断してかかると溺れてしまいそうで焦る私。※誇張表現を含みます
そんな攻め気も嫌いじゃない。

サウナも追加料金なしで楽しめる富士の湯だが、
推しポイントは水風呂だ。
ちょこんとしたサイズ感
壁に伝う剥き出しのパイプ。
味があって、好きしかない。

そして富士の湯の壁には、その名の通り男女の浴場にまたがる
大きな「富士」が描かれている。

全てを堪能し、脱衣所へ。
体を拭き、帰り支度をしようと思うが…
やはり気になる…女湯に鎮座する
レトロ感満載なマッサージチェアを試すか否か…
(※男湯は最新のものが設置されている)

番台さんに聞いてみると、
イスの横のハンドルを回すとモミ玉が上下に動く仕組みで
故障してしまうと直す部品もないほど年季の入ったものだそう。
昔は多くの銭湯にあったレア物マッサージチェア。
ここはいっちょ使ってみよう!
コイン入れると、ぐをぉんと音を立てて円を描くモミ玉。
操作も簡単なので、自分の当てたいところに
ダイレクトに効かせることができて◎

散歩もして、銭湯に入って、体をほぐして…
なんて充実した銭湯dayなんだろうか。
さて、このほくほくな気持ちを携えて
浅草でお土産でも買って帰ろうかな。

♨︎ 富士の湯 ♨︎
📍東京都台東区橋場2−21−7
14:00~23:00
※毎週金曜定休日
入浴料:480円(大人)

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