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自由詩、言葉

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2024年5月の記事一覧

太陽が顔を出す

太陽が顔を出す

祝福がきこえた

雨は上がって
土も光っている

私は向かうべき方向に
進んでいくだけ

振り返れば一本道だ

一度でも好きになったものは、とことん愛するよ。ずっと私の中にあるよ。

君対君

君対君

泥のついた手で私の腕を掴んだでしょう?
そう思ったでしょう?
でも汚れてしまったのはあなたの腕だった
自分で自分の腕を掴んだだけ
それだけのこと

それに気づいたとき
初めて自分と対峙する

君は君を見ている

四季

四季

春から夏へは音から変わる

夏から秋へは風から変わる

秋から冬へは色から変わる

冬から春へは香りから変わる

進化していく文明と
退化していく感性の
その間で
芍薬は花開く
無関係な顔で

表紙に太陽

表紙に太陽

日曜日の午後
本のページをめくるように
あなたからの言葉を思い出す

私の人生が本なら
貰った言葉は付箋だろう

いつか私の本を
読んで欲しい

それとあなたの本を
読ませて欲しい

きっとあなたは照れ笑いしている

幸福は目立つものじゃない
振り返ったときに気づくようなもの

本を読めば読むほど読みたい本が増えていく。毎月新刊も出る。好きな本も読み返したい。そうなると読みたい本をすべて読めずに死んでいくのかなって不安になる。そんな不安を抱えながら今日も好きな本を読み返している🐒