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自由詩、言葉

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買った古本に挟まってた栞。嬉しいねえ。この言葉に出会えたことが☺️

今朝の日暈。ハッピーでラッキーでエキサイティングな日々を!お互いに🐒💓

「好きになるということは、そのものに縛られるということでもある。」この一文を読んだ時、射抜かれたような気持ちになった。そして自分が好きなものからでさえも自由でありたいと思った。

太陽が顔を出す

太陽が顔を出す

祝福がきこえた

雨は上がって
土も光っている

私は向かうべき方向に
進んでいくだけ

振り返れば一本道だ

一度でも好きになったものは、とことん愛するよ。ずっと私の中にあるよ。

君対君

君対君

泥のついた手で私の腕を掴んだでしょう?
そう思ったでしょう?
でも汚れてしまったのはあなたの腕だった
自分で自分の腕を掴んだだけ
それだけのこと

それに気づいたとき
初めて自分と対峙する

君は君を見ている

四季

四季

春から夏へは音から変わる

夏から秋へは風から変わる

秋から冬へは色から変わる

冬から春へは香りから変わる

進化していく文明と
退化していく感性の
その間で
芍薬は花開く
無関係な顔で

表紙に太陽

表紙に太陽

日曜日の午後
本のページをめくるように
あなたからの言葉を思い出す

私の人生が本なら
貰った言葉は付箋だろう

いつか私の本を
読んで欲しい

それとあなたの本を
読ませて欲しい

きっとあなたは照れ笑いしている

幸福は目立つものじゃない
振り返ったときに気づくようなもの

本を読めば読むほど読みたい本が増えていく。毎月新刊も出る。好きな本も読み返したい。そうなると読みたい本をすべて読めずに死んでいくのかなって不安になる。そんな不安を抱えながら今日も好きな本を読み返している🐒

持ち運べる小宇宙

持ち運べる小宇宙

どっぷりと頭の先まで本に浸かっているから
近くで呼ばれてもすぐに反応できないの
許してね

吸引力の強い本なんか
とてもじゃないけど
すぐには戻ってこられない

あと何回出会えるかしら
そういうものに

甘いケーキと山椒

甘いケーキと山椒

例えば卵を割る時のような優しさで

ほどよい緊張と力強さとが
混ざり合ったような優しさで

関わっていたい

動かない空気も 

眠たくなるような声も

いらないの

土のかおり

土のかおり

あまりにも気持ちよさそうに
菜の花が咲いているもんだから
横に並んで土をかけてもらった

そしたらそれに気づいたの

言葉にはできないようなもの
秘密にしておきたいようなもの

それはそれは小さい
春のカケラたち

自分らしくないことをするのはやめよっと。

うきうきわくわくどきどきの4月!桜満開ってだけで笑っちゃうね🌸