別れと始まり
別れは突然おとずれる。
それが、
離婚の人もいれば、
別居の人もいるかもしれないし
職を失ったり、
親を亡くしたり、
事故で足がなくなったり
社会的地位を失ったり。
別れは寂しいけど、
捨てる神あれば拾う神あり。
人生万事塞翁が馬なわけ。
離れるのも、
別れるのも
失うのも悲しいし寂しいけど、
離れたからこそわかることもあるかもしれないと思う。
今日、
同級生が亡くなったと知らせが入った。
短大のときの同級生で、
1つ下の男の子。
体格がおっきくて、オタクだったけど、
私と、親友と、その子の3人でよく飲んだ。よく遊びに行った。
19〜21までの短大の2年間。
マジで遊んだ。
親友の家で、
わたしとその子で1升瓶をあけて、
ウイスキーも飲んで、
千鳥足で卵と牛乳を買いに行って、27時にプリンを焼いた笑
クラスの飲み会でも、
私がフラフラして歩けないとこまで飲んで、
あの子に背負ってもらって帰った笑笑
深夜、違う飲み会で、
ラーメンが食べたくなったとき、
夜中に
「ねー!ラーメン食べたい」と連絡すると
「おっ、今から行くか!」って、
チャリで来てくれて、
23時半からラーメンを食べに行った。
あの子の好みは、親友だったから、
わたしはタイプじゃないらしく、
「本当、親戚の姉ちゃんみたいだわ」
といって、
ぐだぐだする私を甲斐甲斐しく世話してた。
親友は、優しさ満点で、ふくよかで、触るとやわらかそうな体型の、ギャルだった。
わたしは、中肉中背で、ガハハと笑い、たくさん飲んでたくさん遊ぶ。
親友は私を見て笑い、優しく見守ってくれるんだ。
わたしは、古着をコーディネートして着てて、全く料理をしなさそうに見えるのに、
普通に料理をする。
まぁ、全員、調理師学校出身だからな。そんなもんだよね。
わたしがキャミと短パンで寝てようが、
「羞恥心、どこに捨ててきた!」と言いながら布団をかけてくれるタイプだ。
そんな子が、亡くなった。
出勤してこなくて
会社の人が見に行ったら、
亡くなっていたらしい。
まだ36だよ?
まだやりたいこともあっただろうに。
そこの家は、お兄ちゃんも若くして亡くなってるから…
お母さんも顔見知りなんだけど💦
お母さんの気持ちを考えると、心が痛い。
私も親だからこそ、無力だなぁと思う。
もう、深夜にLINEをしても
ラーメンを食べに行けるわけじゃない。
もう、みんなで1升瓶を開けることもない。
もう、あの時間は返ってこない。
人は等しく死ぬ。これ以外ない。
とはいえ、やっぱり寂しいなぁと思ってしまう。
会いたい人には会っておこう。
好きな人には好きと言おう。
大事な友人には大事だと伝えよう。
伝えたくても、いなくなってしまうから。
いなくなる前に伝えよう。
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