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ワガママは子供と天才だけが許される
ハンター×ハンターが休載になって3年を超えました。バガボンドも休載になってもう長いです。長すぎてこちらは何年か数えていません。
ハンター×ハンターは週刊少年ジャンプ、バガボンドはモーニングで連載されています。どちらも週刊誌です。
普通の作家ならこれだけ休載していたら、とっくに打ち切りになっているはずです。いうなれば自分の都合で休載している訳ですから。
しかしどちらの作品も打ち切りになっていません。それはコミックを出せば確実に売れるからです。どちらも軽く100万部を超えるでしょう。そして出版社に莫大な利益を与えます。
それに作品を待ち続けているファンも沢山います(私もその1人ですが)。その為出版社から打ち切りを言い渡される事はありません(作家本人から言い出せば別ですが)。
ただ冨樫先生にしても井上先生にしても、単純に何年も休載していて続きを描きたくならないのかなと思ってしまいます。自分だったら何年も絵を描かないというのは考えられません。
たとえ一時期絵を描くのが嫌になったとしても1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と経てば自然と描きたくなると思うのですが、何年も休載するというのはどういう感覚なのでしょうか、天才の考える事は分かりません。
もちろんどちらも沢山稼いでいるし、もう一生仕事をしなくても食べていけるだけのお金もあるのだから焦っていないのかもしれませんが、漫画を描きたいという欲求はもうないのでしょうか、会ってみたら聞いてみたいです。
またジブリの宮崎駿さんやエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明さんも密着したドキュメンタリーを見ると、かなりの変わり者だし、言葉が悪いですがワガママです。しかし天才だからそれが許されます。
そう、結局ワガママが許されるのは小さな子供と数少ない天才達だけです。一般の人がワガママを言おうものなら怒られて終わりです。
世の中は数少ない天才を中心に回っているし、数少ない天才が新しい発明等をする事で世の中を変えていっているので仕様がないと言えば仕様がないのですが。
自分もたまには思いっきりワガママを通してみたいです。自分の思い通りにならないというのは生きていてストレスがたまります。みんなそれでも頑張って生きているんだけれどもね・・・。
ではまた来週。
投げ銭感覚で良いので、少しでも作品に興味を持って頂いたら、皆さんの元気を、ほんのちょっとで良いので私に分けて頂けるとありがたいです。 皆さんのサポートが私の大きな力に、そして支えになります。これからも作品はずっと描き続けていくので、よろしくお願いします。