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大学受験における日本史と世界史

高校二年生の夏、私は選択を迫られていました。大学受験へ向けて科目を決めなければならなかったのです。

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どう考えても私は理系ではなかったので、文系受験をする事に。

科目は現代文(古文・漢文)と英語、そしてあともう1科目必要でした。文系を選択した周りの人間は、地理とか公民とか他の教科もありましたが、ほとんどが日本史か世界史を選んでいたので私もそのどちらにしようかと悩んでいた所、友人が世界史の方が楽だよと言ってきました。

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その理由を聞いてみると、彼が言うには「日本史は学ぶ範囲が日本の歴史だけだから狭いけれど、その分詳しく聞いてくる。」、一方「世界史は、学ぶ範囲は大きいけれども、その分浅いから楽だ」と言うのです。

つまり「日本史は狭いけれども深い、世界史は広くて浅い」、だから世界史の方が良いと言われて、私はそれを鵜吞みにしてしまい世界史で大学受験へ突き進む事になりました。

しかしこれが地獄の始まりでした。実際世界史を本格的に勉強し始めると、全く浅くありませんでした。広くて深かったのです。

学ぶ範囲はあまりに膨大でした。大きく分けると西洋史と東洋史があり、西洋史ではカタカナが並び、人名も○○何世という人が沢山出てきて、頭は混乱します。

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東洋史も中国史が中心でしたが、歴代王朝の名前と首都を覚えたりするのも大変でしたし、人名も全部漢字なのでこれも苦労しました。

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勉強し始めてすぐに、世界史を選ぶのではなかったと後悔しましたが、いまさら変える事も出来ずにそのまま突っ走る事になりました。

暗記するものは世界史だけではありません。古文の単語や英語の文法に単語、熟語等もあり、頭はパンパンになり、大学受験後はすっかり暗記恐怖症になってしまい、今でも何かを覚えるという事に拒否反応があります。

その為デジタル作画を始める時、クリスタの使い方を覚えるのもかなり苦労しました。




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