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使い込み系

前職を辞める時にふと思った事。

「そういえば、経理系の業務をずっと一人に担当させていたら、その人が横領していた事件が時々あるなあ。
私もずっと異動せず一人事務だったよなあ。
まあ、そういう犯罪が可能な業務ではなかったし。

…いや、できるか!
あれをこうすれば…バレずにできちゃうじゃん!
(もちろん、やりませんが)」
一人に長年任せっきり、良くない!

こういう考えが頭に浮かぶのも、私が使い込みや横領の実録ものが好きだからでしょう。
これまで勤めた会社への怨讐の気持ちがあるからこんな嗜好になってしまった…かは不明です。

お気に入りの「使い込み系」本2冊を紹介します。
お金をパーっと使った気分になれます。
犯罪だけど。

当事者の井口俊英氏著作の「告白」。
大和銀行NY支店の970億円損失事件の経緯が書かれたもので、監査のシーンはハラハラしますが杜撰なため不正を何度も見逃され肩透かし。
巨額なので、読んでいる側もお金がただの数字の羅列に思えてきます。

もう1冊はこちらも当事者、井川意高氏著「熔ける」。
当時大王製紙の会長であった井川氏は、子会社の資金106億8,000万円をギャンブルに注ぎ込みました。カジノの豪華VIPの世界を垣間見られます。

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