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建玉の練習【週足オレンジ際ダラダラ下げ】

今日の銘柄は【7729 東京精密】です。
まずは週足から局面判断を行います。

週足

週足

■ オレンジの上
■ 緑の安値切り上げを理想は青タッチで反転、次に紫+5000円タッチの位置ではせめて上げて欲しかったところが上げられず、結果緑が青を割り、紫も割るところにローソク足がきてしまっている。
■ オレンジまでの下落を見なければいけない場面
■ ただ現状8000円と5000円の横ばいでもある
■ オレンジが上から来ているので一応底値圏だが、500日線とクロスをしていることを考えると上位足である月足は大底ではなく高値圏から下落して相場が崩れた後の中間地点
週足では取り敢えず上げ止まりのサインが出ていて、まもなく緑が紫を割るので、オレンジまでの売り狙い。
5500円をすんなり超えてしまうようだとギリギリ緑が紫を割らずにオレンジ上で安値切り上がりになってしまう為、5500円までは積極的に戦う。

日足

日足

■ オレンジの戦いに負けた後
■ 前の緑の安値までは既に下落済み
■ 500日線にサポートはされているが、既に緑は青も、紫も割っているので、本当ならば2本前の緑が紫を割るところの陽線を売りたかった。

建玉

建玉の練習

①1-0

出遅れたところから入ることになるので、玉を減らしてスタート。

②1-0

赤に乗ったので売り直し
しかし前の安値付近なので、緑までは上げやすいとみて緑タッチで3-0にする予定で少なく。

③2-0

緑タッチをしたが、緑は前に高値を越えていて、ここだと安値切り上げになる位置で緑の上に乗ってしまったので、最悪6500円まで戦えるようにここでは予定した3-0ではなく2-0に抑えておく。緑が青・紫を割れてはいるので、仮に上げられても一旦のMAXは前の高値+オレンジの6500円辺りだと思って玉の管理はしながら売りだけで考える。
オレンジ上で横ばうようなら即撤退。

④4-0

直近の高値を越えたので追加。次の玉は6000円を越えてから。
青タッチまでワンターンが成功しているので強さは感じているが、緑の上げの角度が下落に比べて緩い事、オレンジ下である事を考慮して緑の高値切り下げを狙っている。

余談1

このまま下げてくれれば、緑の高値切り下げが青の下であることが一番の理想なので良い。
青と紫の交差が2回目なので、今は横ばい相場であること、青紫は殆ど機能していないことを表す。

⑤5-0

売りを狙うに当たっては、「騙しの陽線」と付き合う必要がある
大底から、強い銘柄であれば緑と赤は触れることなくオレンジまで上昇していく。しかしここまで下げて赤が緑に触れたということはこの銘柄はそこまで強くないので、赤を割った後に再度赤に乗る陽線は、一見上昇の起点のように見えるが、この足は「騙しの陽線」として売りを積む

⑥2-0

赤の上に乗ったので売り直し。しかし下げて良い所で下げなかったので緑と青の交差が出て下げ止まってしまった。
ローソク足が緑の上に出れば緑の安値切り上げが青の上で決まるので、一旦上昇に入るとは思うも、オレンジ下の戦いで赤が緑を割り込む動きをしている後なので、この上げのMaxは
やはりオレンジまで
と決め込んで売りで戦う

⑦4-0

直近のローソク足の高値、全部の線の上に出たので売り追加。次は6000円付近でコストを紫の上に持ってくる予定。

余談2

緑が青の上であることから、ここで前の安値を割らなければ小さな横ばいになるとみて、線が集中しているのでトレンドが出るまで時間がかかるので手仕舞う予定。…と思ったらスッと割ってくれたので売り継続。

⑧1-0

赤の上に乗ったので売り直し
しかし、週足でオレンジタッチ付近まで下がっているのと、下落3か月とも、6か月とも見れるところなので、そろそろの下げ止まりも頭に入れて玉の縮小。
この時の週足はオレンジ際で緑に下げの角度がないダラダラ下落。こういう相場はあまり良くはないが、オレンジタッチまでは下がる傾向が強いので、まだ売り目線は切り替えない。

⑨2-0

緑タッチで4-0にする予定

⑩0-0

週足オレンジタッチで終了
一旦のゴールを切ったので、次に赤の上に乗った陽線はもう売らず、もう一度赤を割る陰線が出たらそこから買い転換
ただしこの買いは局面には反した買いなので、短期で少量のつもり。追加などはせずに、青タッチまでワンターンがスムーズにいくかどうかをみる。

感想

週足でオレンジがゴールと決めてそこで切れたのは良かった。
売りは、とにかく上昇相場に比べてローソク足が暴れやすい。危機管理は大切だが、買い相場と同様の敏感さを持ち合わせてしまうと騙しの動きに騙されやすい。緑の高値安値の重要だが、週足、日足でも長期線に準ずることで騙されにくくなるので、なるべく俯瞰して観る必要がある。


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