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映画「ゴールデンカムイ」感想 明治時代×ヒグマ×北海道

●とにかく、食事シーンが素晴らしい。
●肉の旨さがスクリーンから出ている。
●味噌はう○こ。そのイメージ。
●う○こ連呼のシーンは笑う。
●北海道ならではの美味。
●狩猟と金塊とう○こ。
●だんごの串がまさかの突き刺し。
●戦闘シーンは二重丸。本当に力を入れていてびっくりした。
●203高地のシーンはどう撮影したのか。あの三角飛びは。
●北海道だけあって、雪雪雪。ヒグマも何体も出てきて、精神的にお腹一杯に。
●明治の北海道ってかなりやばい。地図も今ほど明確でないし、切り開いた道も少ない。ヒグマとどう向き合ったのだろう。
●雪はきれいだが、歩くときにはかなりキツイ。体は沈むし、足は取られるし、反射する光が目に悪い。
●杉元が悪い人に見えていい人。戦闘では変わるが、基本アシリパさんに優しい。
●アシリパさんにさん付けは偉い。まあ、アシリパさん頼りになるし、杉元よりも北海道の知識、雪の知識あるし。
●あれほど雪なのに、寒さを感じないのはどーゆーことか。実際に寒いのか、防寒がしっかりしてるのか。
●軍人マニアではないが、明治時代の軍服はリアルに見えた。歴史考証はしっかりしていると思う。

●実写化は成功すると思う。何よりアクションがよく、歴史的事実の203高地の戦いを迫力ある映像で描いている。開幕でびっくりしたし、どのようにして撮影したのか気になってしまう。北海道の雪での戦いも何度も描写され、スキー、ヒグマなど北海道ならではの闘争が繰り広げられる。特にヒグマはCGとは思えないぐらいリアルであり、一度逃げたかと思いきや、茂みから奇襲してくるのは恐ろしかった。まさに自然の脅威。だが、不死身の杉元もヒグマから受けた傷もすぐに治るし、こちらも化け物地味ていた。俳優の姿や演技は漫画やアニメそのままに、さらに実写の分だけ臨場感が増している。鶴見中尉とか原作以上に怖いし、気持ち悪いし、恐ろしい。杉元に串を刺すシーンが怖すぎるし、第7師団の部隊を乗っ取っているしで統率力、カリスマ、行動力が高すぎた。実写になると、不思議と時代劇になっているのが面白い。小樽の街並みとかめちゃくちゃ気合入れている。正直、期待は半分ぐらいだったが、観て良かった。杉元のアクションが印象的であり、開幕から最後まで楽しめる作品となっている。冬の北海道で最初から最後まで雪下の戦いを描くのは珍しいし、それはかなり残酷だった。

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