見出し画像

映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」感想 海の映像美×家族の絆×海中アクション

2時間だと思ったら3時間あったらビビった。かなり、展開が細かく刻むなあと思ったらこれだ。とにかく、海の世界はすごかった。まったく地球にいない生物がまるで生きているような感じで描かれている。特にクジラみたいな生物がすごく、まるで生きているような感覚だった。キャメロン監督が描いたターミネーターのT1000の液体金属のCGから凄まじく進化しており、まさに最高の映像作品だ。今回は前作の空中戦は序盤に集中しており、海中でのアクションや日常がほとんどである。主人公のジェイク達は地球人に追い込まれてしまい、部族長を若人に託すことになる。そこで、海の種族に助けを求めるわけだが、ここからの海の映像が印象的だ。どこまでが実際の撮影で、CGのかが分からない。海の生物との触れ合いはどのように撮影したのか?ストーリー的に海が重大なテーマだけに力の入れようが凄まじかった。家族の絆も一つのテーマであり、家族の危機に立ち向かうジェイクと、父のようになりたい息子がすれ違いながら、父親として、息子として一人前になっていく過程は面白い。それにしても、地球人がまたパンドラにくるのは、なんだかなあと思い、またかの印象が強い。アバターの本質は異星人との付き合い方だと思っていたので、別の異星人と予想していた。何かかなりしつこいし、ジェイクの活躍のための舞台装置に見えるのがキツイ。今回はかなり凶悪で、パンドラの生物への敬意もなく、狩りが悪意にすら感じる。まあ、大佐を違う意味で見れたのはよく、新しい側面が良かった。

この記事が参加している募集

#おすすめ名作映画

8,163件

#映画感想文

66,918件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?