映画「この子は邪悪」感想 父親×家族×歪んだ愛
玉木宏さんがある意味で主演だ。ブラックナイトパレードと同じようなポジションと思いきや、まさかのラスボス。怖すぎて、特にラストのエンディングには泣いてしまうかも。タイトル回収しているから、分かり易いが、恐怖しかない。家族思いの父親が悪魔になっていく過程は見ていて辛くなる。動物との魂の交換とかよく思いついたなと。最初は、虐待している親の魂を動物と交換させて、社会的な行方不明にしていたが、段々と、邪魔な人間にたいしても行うようになる。まあ、報いは受けるのだけど、あっと驚く方法で生き残る。何か、ジョジョに出てくるならかなりの強いスタンドを持ちそうだ。精神力が半端ないからだ。気づきを書いていく。
父親が邪悪だが、家族思いが本質だから怖い。
ラストの5年後から、悪夢が始まりそう。
大切な人のために人は歪む。
親の暗黒面はあまり見えない。
子供は意外に大人的な考え方をする。
良心は最後の最後に出てくる。
非日常でも、慣れてしまう。
癖は中々治らない。
人のためと言うと自分のため。
大切な人のためでも気づいたら自分のためになる。承認欲求が大切な人から欲しくなる。
真面目な人ほど歪み方が激しい。
顔が違うことは問題にならず、中身で判断する。
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