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映画「幸せのちから」感想 株式トレーダーを無給で目指す家族を守るための物語

家族とは何か?家族がいることで強くなれる父親の話。Netflixにあったので、久しぶりに観てみた。大分前に映画館で観たように思うが、どこかで観た。感動的なストーリーだけど、アメリカでの就職活動は実績重視。半年無給で働いて、トップ数人だけが合格する社会と説明されたのが、見た当時は驚愕だった。子供のために、無我夢中で働く。しかし、無給故に泊まるところもない。その中で、専門書は肌見放さずに、何度も読む姿が印象に残る。ハングリー精神か。しかし、家族が、息子がいるからこそ強くなれる。株トレーダーという職種らしいが、この映画で厳しさを知った。なぜなら、働く資格を得るのでさえ、無給で半年間、さらに成績がトップでないといけないからだ。そーゆー事情を見ていると、社会の厳しさを感じるが、社会人になるとここまで世界が違うのかとも思う。また、コネの大事さも感じるし、アメフトでの人脈が仕事につながるといったことも劇中で表現されている。このようなリアリティがそこらに散りばめられていて、子供が見たとしても、劇中の子供目線から、家族や仕事の大切さがわかると思う。昔見たのに印象に残っている作品で、ドキュメンタリーと空想を上手く組み合わせた良作に思える。

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