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映画「妖獣奇譚 忍者VSシャーク」感想 サメが活き活き泳ぎ倒し、くノ一の愛が重すぎる物語

サメが前半出ないから、ニンジャの仕業かと思ったが、その通りで、忍術を使いサメを操るものだった。水中戦もあり見ごたえがあったが、果たして刀一振りでサメにたたかえるのだろうか?まあ、劇中のニンジャは忍術を使い、人知を超えた力をもっている。海外がイメージするニンジャ、仮面ライダーばりの特殊能力持ちのニンジャといったところだろう。観ていてたのしいかと言えばそうだが、かなりグロい。血は出る、身体は斬られる、首が飛ぶなど、見る人をかなり選ぶだろう。B級映画といわれるかもしれないが、ストーリーはかなり王道で真面目なので、B級どころではない。

ニンジャは強い。明らかに特殊能力を持っている。ただ、サメもヤバい。サンドシャークで陸上や地中を移動する怪物になる。まあ、仮面ライダー対ショッカーの戦国・江戸時代版とも言える。見ごたえがあり。ただ、くノ一の野望というか、重い愛で人生を狂わせられた主人公が少し哀れである。兄を慕っていたが、くノ一は主人公を愛し、頭にするために兄を策略にはめる。主人公が頭を倒した時には、くノ一は最高だったろうが、主人公は兄と一緒に暮らしていきたかったはずだ。一人のニンジャの愛で狂う人生はなんとも悲しい。

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