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映画「ザ・コンサルタント」父親と息子の複雑な関係
Netflixで観た。中々に興味深かった。自閉症がテーマなのだが家族、特に父親との関係が気になった。父親と子供、いや息子だが、もちろん一言では言えない。十人十色あり、その関係は様々だ。仲良くても憎しみ合ったり、喧嘩ばかりでも通じ合ったり、それは色んな映画で表現されている。父親は息子にとって目標になることもあるが、決して相容れない関係にもなることがある。母親とは別で、同性だからこその仲違いもあり、かなり複雑だ。この映画でも父親との関係がテーマになっていて、主人公は苦しんだり、回顧したりする。
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父親との違う道に進んでも、結局のところ、同じ道だったということもある。技術者として仕事をしていて、父親は営業だったのが、実は理科系大学を卒業していて、ある分野に詳しかったりすることもある。顔が似ているとかではなく、考え方や仕草が似てきて、ああ、親子だなあと思うこともあるのが不思議だ。好きなものは違っても、本質は同じで、大まかに読書が好きだったとう場合もある。家に本がないのに、実は若い頃は読書家でびっくりしたということはないだろうか。全然違う気がしていたのに、案外似ている部分がある、それが父親と息子なのかもしれない。
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