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映画「VESPER/ヴェスパー」ナウシカ×裕福な都市×裏切りの叔父

世界観がナウシカ

観ていて思ったのが、世界観がナウシカに近い。動物は絶滅していて本の中のみ実在している。植物に支配されていて、人食い植物や殺傷能力の高い植物も存在している。食べるものは少なく、裕福な国以外は虫などを食料にしているぐらいだ。そーゆー怖い世界観なのだか、裕福な国へ行くことが一つの希望になっている。

都市シタデル

一部の富裕層のみが城塞都市シタデルで暮らしている。しかし、劇中では実際にシタデルが映ることは少なく謎の都市になっていた。裕福たが、死ぬこと恐れている閉じた世界であることが分かるが、世界観からとても希望には思えなかった。少女ヴェスパーの方が研究者として進んでいる。

叔父の裏切り

ヴェスパーは叔父から何度も裏切られるが、結局叔父もシタデルで裏切られて殺される。シタデルが頂点であり、まわりがいくらサポートしても秘密を知り、それを知らせれば死ぬことになる。裏切りは裏切りを呼び、破滅に向かう。絶対的に強く見えても、世界は広い。ダークな世界観ならではだが、ここぞの時の決断力が大事になる。そーゆーことが伝わってきた。

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