見出し画像

強みを伸ばす?弱みを克服? 効率的なキャリア形成の進め方

こんにちは!
キャリアカウンセラーの小坂です。

本日は、
強みの強化と弱みの克服に着目した、
キャリア形成の考え方をお伝えします。


長期的なキャリア形成の視点に立った時、
より自分が望む人生をデザインするためには、
自分に必要な行動を選択し、
積み重ねていく必要があります。

では、その行動・アプローチは、
どんな方向性に基づいて選択すれば
よいのでしょうか?

それについては、
大きく分けるとこの2つになります。

・自分の強みを伸ばすアプローチ
・自分の弱みを克服するアプローチ


どちらの方向性に基づいて行動するのが、
キャリア形成上有効なのか。

それによって、
自分が何をしていくべきなのかが変わるため、
このポイントは非常に大切だと感じています。

もちろん、
強みの強化と弱みの克服の両方ができれば
それがいいに越したことはありませんよね。

ですが、
それには多くの時間とエネルギーがかかります。

限られた人生の時間の中で、
自分の時間とエネルギーを効率的に使えなければ、
どっちつかずで中途半端になってしまいます。

以降は、
強みの強化と弱みの克服、
どちらにフォーカスすればよいかについて
ズバッと回答していきます。

強みの強化と弱みの克服、どちらが有効?

強みを伸ばすべきか、
弱みを克服するべきか。

この問いに関する私の回答としては、

基本的に、
強みを伸ばす方向性が良いと思います。


これには理由が二つあります。

一つ目は、
強みを伸ばしていくことにより、
自己肯定感を高めることができるからです。


自分が得意なことであれば、
その得意なことに打ち込めば、
比較的結果を出しやすいはずです。

そして
結果が出やすいということは、
自身の成長を感じられやすいということです。

自分が着実に進化している、
前に進んでいるという感覚は、
自己肯定感を高めることに繋がります。

この自己肯定感が健全な自尊心につながり、
自分のキャリアを自分でデザインしていく際の
勇気と行動力の源泉になるのです。

もう一つの理由は、
強みを伸ばすことで、
誰かの役に立つことができるようになるからです。


自分が、人や社会の役に立とうと思った時、
自分の強みとなる部分でしか、
直接的に誰かの役に立つことはできません。

弱みとなる部分では、
人や社会の役に立つことは難しいのです。

だからこそ、自分の強みは何なのか、
その強みを活かしたら、どのように人や社会の役に
立てるのかを明確にしていくことは大切です。

自分の強みを伸ばしていけば、
自分が役に立てる人・社会の幅が広がります。

人の役に立てる瞬間が増えてくれば、
自分の存在意義を感じやすくなり、
自分の人生を積極的に肯定することが
できるようになります。

弱みに対するアプローチ

一方で、自分の弱みに対しては
どのように対処したら良いのでしょうか?


いくら強みを伸ばそうとしても、
自分の嫌なところや弱みの部分があると、
そこに意識が向いてしまい、
積極的にチャレンジができない。

ということは、大いにありますよね。

果たして
自分の嫌な部分、弱さを抱えたまま
キャリアデザインをしていくことは
できるのでしょうか?


弱みをそのままにしておいたら、
自分に自信を持つことは難しくなり、
キャリア形成の足かせになってしまいます。

では、どうすれば良いのか。

この問いに関する私の答えとしては、

弱みは、自分ひとりの努力で克服するのではなく、
周りの人に支えてもらって見えにくくする。


というものです。

これはどういうことか。

例えば、
自分で計画を立てて物事を進めることが苦手
(弱み)という方がいたとしましょう。

もちろん、
この方が自分で自分でカレンダーやメモを駆使して
計画的に物事を進めようとする
ことはできるでしょう。

しかし、
自分の弱みを克服するには、
自分の強みを伸ばすよりも
倍以上の時間とエネルギーがかかります。

自分の弱みを克服することに執着していては、
限りある人生の時間を有効に使うことはできません。

弱みや苦手の克服だけにとらわれて、
自分の弱みを克服するだけの人生になるのは、
なんとももったいない感じがしませんか?

あなたは、
一生をかけて、自分の弱みを克服するために
生まれてきたのでしょうか?


そうではないですよね。

だからこそ、
弱みは自分の力で無理やり克服するのではなく、
誰かの力を借りてカバーすることが大切です。


例えば、自分の周りで
物事を計画を立てるのが得意(強み)な人がいたら、
その人にお願いして一緒に計画を立ててもらう
ことも考えられますよね?

誰かの強みの部分をお借りして、
自分の弱みの部分をカバーする。

こうすることで、
自分の弱みが見えにくくなり、
自分の強みを伸ばすことに全集中できます!


結果的に、
自分のキャリア形成を効率的に、
自己肯定感を高く保ったまま進めていくことが
できるようになるのです。

まとめ

今日は、キャリア形成の視点から、
強みを伸ばすのか、弱みを克服するのか、
どちらのアプローチを取れば良いかについて
まとめました。

繰り返しになりますが、
自分の強みは、明確化して伸ばしていく。
自分の弱みは、周りのサポートで見えにくくする。

というのが、最も良いキャリア形成のアプローチと
私は考えます。

強みを伸ばして弱みをカバーするためには、
自分ひとりの努力だけではなく、
周りの人たちと支え合いが非常に重要です。

日頃から、
自分の周りにいる方やそのつながりに感謝して、
手を取り合いながら人生を生きていきたいですね。

今日はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございました。


💡キャリア相談のご案内💡

・自分が本当にやりたいことって何だろう?
・自分の人生、このままでいいのかな?

自分の生き方・働き方で悩みをかかえている方、
人生と本気で向き合っている方に、
キャリア相談を行っています。

働く中で見失ってしまった本来の自分を取り戻し、
この社会の中で、何者かになれる。


自分が進む道を、自分で決めて生きていく。

自分の力で、
人生の主導権を握ることができるようになります。

詳細・お申込みは、以下のサイト
もしくはメールよりお願いします!
Email:osa.lifecareer.counselling@gmail.com
ライフキャリア相談室 RUSSEL

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?