オルトコ

軽く体を動かしながら、物語を体験するゲーム→ LARP(ライブ・アクション・ロールプレ…

オルトコ

軽く体を動かしながら、物語を体験するゲーム→ LARP(ライブ・アクション・ロールプレイングゲーム)を作成したり、 LARPをプレイするイベントを開催したりしています。

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  • 文学ドッヂボール

    オルトコメンバーの団長と小林欣也が、お互いに文学をぶつけ合う、ものすごくわかりやすく言うとリレー小説のようなものです。ただ、そのリレーはデスロード。 月木更新

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オルトコ宣言

私、欣也は、宣言します。 我々、団長と欣也は、2022年9月あたりから、団長×欣也という名で、LARP(というゲームのジャンル)を世に広めるべく、活動してまいりました。 しかしですね、団長×欣也って、団長も、欣也も、誰やねん、と勝手に思い始めて、というか、誰やねん、で全然良い、だって、誰やねん、だから。でも、これから手広くやっていくなら、知ってる人しか分からない名前は出来る限り早く辞めないか。辞めたい。という事で、これからは、誰も知らない名前にします。 『オルトコ』

    • 狂乱 2章

      とりあえず、どういうこと? って言葉しか出てこなかったけど。2章だ。 幕裏の台詞長すぎるやろって思ったけど、2章だ! 今回、もう1往復行ってみるぞ! 欣也! お前、これをどうコメディにするつもりだったんだ! 教えてくれよ! シチュエーションコメディだぞ! 「狂乱 続き」 中:(上山に聞こえないように)あの、なんで僕が先頭なんですか 高:何ビビってんだよ 下:そうだよ根性ねえなあ 中:ビビってんの、先輩たちじゃ…… 高:馬鹿野郎。1年にビビるわけねえだろ 下:そうだよ。バチ

      • 狂乱

        <登場人物> 上山…高校バスケ部一年生、小柄で童顔 中川…高校バスケ部二年生、平均的サイズ 下仁田…高校バスケ部三年生、強面 高井戸…高校バスケ部三年生、強面 明転。 舞台奥、身長高のロッカーが、いくつか並んでいる。 上手に椅子。上山がジャージを着て座っている。バスケットボールを両手で抱え、Official髭男dism『TATTOO』を口ずさんでいる。 下手より、リュックを背負った制服の中川が入ってくる。 上山(以下、上):あ、中川先輩、お疲れです 中川(以下、中):うー

        • 次の球を食らえい!

          文学ドッヂもラリーが続くと気持ちがいいね。 9球目ですか。食らえ! 欣也さんにも、あんな切ないストーリーが書けるんですね。いやあ切ない切ない。狂ってやがるぜ! あいつ! さて、推理だのなんだのってショートストーリーから、短歌、詩、縦読み等々色々やってきたけども。 次は戯曲なんてどうだろ。 「部室」 をテーマにしたシチュエーションコメディ。何部でもいいよ。何人でも。 戯曲だよ。戯曲。 欣也さんは、吉田寮をテーマにした戯曲を書いてたから、きっと余裕だぜ!

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        オルトコ宣言

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          誕生日とコーヒー(後編)

          一カ月経った、朝。 コーヒーメーカーにミネラルウォーターを注ぐ。六枚切りの食パンをトースターに突っ込む。スマホを叩いて、今朝のニュースをチェックする。 最近、記事のラインナップが、似た見出しばかりだ。どういうサイトを見ていたか、情報が集められている。パーソナライズド、レコメンド。使いたかっただけ。 コーヒーが出来た。マグカップに注ぎ、椅子に腰かけて、スマホのニュース。 内容は、どうでも良かった。記事を開いては、閉じる。流れるように繰り返す。 「俺、夢があるんだ」 出会った

          誕生日とコーヒー(後編)

          誕生日と缶コーヒー

          年下の彼氏は、いつもお金がない。 お金を出すのは、いつも私だ。 でもそれが嫌だなんて思ったことはない。出会った時から彼はお金がなかったし、応援しようと思ったのは自分だからだ。 もちろん、お金を稼いでほしいと思わないわけじゃない。ただ、今の彼を好きになっておいて、仕事しろだの、なんだのと言うのはお門違いだなと思っているだけだ。付き合う前に彼は言った。 「恥ずかしいけど、俺はバイトする気もないし、夢だけ追いかけるからさ。割り勘とか、そういうのも無理だから。だから、付き合わないほ

          誕生日と缶コーヒー

          八球目の白球

          縦読みは、なんか難しかったのう。 では次は回帰して、テーマ『誕生日』で、ショートストーリーを書いていきましょう。

          八球目の白球

          ちょっと引いてる

          まあ、こんなもんか欣也は ったくよお 楽しんでくれたかな? 苦しんだかな? りんごでもかじりながらさ 肩の力抜いて欲しい。 いちいち怒りたくないしな。 でも…… 欣也は面白いからなあ。 マジで。 せやけど、狂ってもいる。 んー…… できたらでいいけど、、、 しっかりした欣也も見たいかな。 楽しいだけじゃないってことね。 やっぱりさあ欣也は 爆発的に面白いからこそ 生きにくいとこあると思うねんな 愚直やし ラッキーなとこ見たことないし 生きにくいよなあ ムカつくぐらい ずっと

          ちょっと引いてる

          縦読み野家、深夜二時

          A「これ、テイクアウト。上がりです。確認して」 B「とん汁、一つ、並、二つ、お新香、一つ、しじみ汁、一つ、あれ?しじみ、要らないです。とん汁二つです」 A「しじみ、だよね?一個は」 B「いや、とん汁ですね。とん汁二つ」 A「ちょっと、また?なんで?」 B「番号、間違えてます。伝票、それ、一個前の。今の伝票、床に落としてます」 A「かんべんしてよ、もう。鍋にパンパンなのよ、しじみ汁。俺のせい?そうだよ。俺のせいだよ。なんでだよ!」 B「なんでだよ?」 A「しじみもさ、豚もさ、同

          縦読み野家、深夜二時

          7球目いっくよー

          とりあえず、欣也さんの詩を読む限りは、彼は元気そうですね。 7球目のお題は、これだ! 吉野家のアルバイト二人の会話を成立させながら、縦読みで俺にメッセージをちゃんと送れ! できるかなー?

          7球目いっくよー

          『滋養』

          今日は水深2000m ビニルハウスの横面に 真っ暗寒流吹きつける 当てて土壌を洗うのだ、と 父の言葉を思い出す かつて 輝く星のあった、という上空へ 開くウミヤシの葉 いまだインディゴに透け光合成を待っている 落葉拾い 塩味染みたおひたしにするぞ 滋養を取らなくては 今日は水深2000m ビニルハウスの天井に 同胞の死骸白く降り積もる 優れた肥やしになるのだ、と 母の言葉を思い出す かつて 水温のあった頃 母の白くなる前の 小指の丈の苗だったウミヤシ 来夏屋根突き破り実をつ

          おれ、谷川俊太郎しか知らないけど

          欣也が詩を書けって言うからさ。俺、詩って谷川俊太郎しか知らないんだ。いや、嘘ついたな。カレー記念日。 欣也は、このフリー音源を題材に書けと言ってくるので。書いたよ。 聞きながら、頭の中に出てくるイメージを、そのまま。 のとーりのとーり 足取りは重い どうやっても、何をやっても、失敗したとしても、 観客が笑い声が我先に追いかけてくる ビッグバンかと思うほどに一点に集中する爆発のような笑いもあれば 波のように電波していく笑いもある その歪な響きは結果として不協和音となって心を

          おれ、谷川俊太郎しか知らないけど

          六球目のお題

          団長の初短歌、楽しませていただきました。 ただちょっと気になったのが、短歌のテーマ、恋愛だよね。 性犯罪だっけ。 次のミッションは、↑に埋め込んだリンク先の音源をテーマにして、『現代詩』を書いてみよう。 お返しに、僕にも著作権フリー音源を下さいませ。

          六球目のお題

          アンサー返すよ

          欣也の短歌にアンサーしていこうか 改札に 君が見えたと 思ったら 泡と消えゆく ソープ千葉店 やばいやつ プラネタリウムの 終わり際 ブラックホールに 吸われておくれ サクラ散る あの日あの時 揺れる瞳 よく見れば君は ズボン履かずに 俺、生まれて初めて短歌書いたかも。

          アンサー返すよ

          短歌(恋愛)

          オーライ。 短歌、大好物。 恋愛も、大好物。 春は、平成に狸合戦やってる、ぽんぽこ達も浮かれますわ。 けど団長、短歌の数え方は、一首、二首! てなわけで、三首! ご査収ください。 LINE来て 君の改札へ歩き出す 行き違うかも すぐ引き返す プラネタリウム 終わってすぐに 「どこで寝た?」 僕はビックバン 君ダークマタ 家の前の 「おやすみ」告げた公園の 桜こんなにも ひらいていたの

          短歌(恋愛)

          五球目ドッヂ

          さて。エビリテラシーは欣也さんにはない。 フグリテラシーも欣也さんにはない。 ってなわけで、文学ドッヂもGO球目です。 そう、GOGOGOGOGO! そろそろ、変化球を。 欣也さん、次のテーマは、短歌を3歌お願いします。 もちろん、短歌だからね。お題は一つ。 恋愛。 これしかないっしょ!

          五球目ドッヂ