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フォーカスについてしっかり書いた気づきのもと120

そう、自分の中だけでなく、空間にも言えることだったのだ。

オーラの攻防力についてはご存じと思いますので説明は割愛しますが、客席のどこにフォーカスをするかというお話です。
このフォーカスによってお客様と通じ合う瞬間を感じています。
プレゼンや、人前で話す時にも使える感覚ではないかと思い、記事にします。

僕です。

フォーカスの種類

場合によりまくるんですが、大きく分けると全体に薄く広くフォーカスするときと、一部に濃く狭くフォーカスするときがあります。
言葉の通りカメラのピントをどこにあわせるかをイメージしてもらうとわかりやすいかと。

広げたり狭めたり

そのフォーカスを、お客様の数や、ショーの展開、その時の雰囲気、やるネタによって広げたり狭めたりします。
最初は客席への視線を集中させる(狭める)か、散らす(広げる)かで分けるというイメージが良いと思います。

気持ち

物理的な視線に加えて、皆さんに向けてます!か、あなたに向けてます!の使い分けもでてきます。
視線を散らしつつ、要所要所でFOR YOUを伝えたりもしてます。

方向、距離

そしてフォーカスの方向、距離を自分のショーの射程内で決めます。
僕は立ち止まってくださった方全員に楽しんで欲しいので、基本全方位に向いていますが、やはり伝えたり通じ合うフォーカスが強くなるのは正面。
仕切りから5メートル程になります。
だから正面に寄って欲しいんだね!

バランス

そんなフォーカス、視線、気持ち、方向、距離をその都度調整していきます。
その都度変化する客席、それこそあちらを立てればこちらが立たずになりますのでこのバランスは慎重に。
例えば、積極的に楽しんでくださるお客様にフォーカス向きすぎても、向かなすぎても、そのお客様や、周りのお客様からの関心や信頼がなくなることもあります。
狭く濃くフォーカスする時も、実は範囲外のフォーカスはゼロではないんですね。

バランスと気配りマジ大事。

そして、お客様によってらフォーカス薄いのが心地よい、濃いのが心地よい、もあるのでそこのお好みも察知していきます。

そんな風にしてショーの空気を作っています。
これを知って、ショーを観ていただくとまた違った楽しみ方ができるんじゃないでしょうか。

あ、あいついまフォーカス変えた!
とか
フォーカスミスった!とか←

なんで書いたか

最後にこの記事を書いた理由をお話しします。

そう

今日のショーで、フォーカスをミスった場面があったから。

雨上がりや、寒さがあったとはいえ、もっと通じ合えた感じがあったんですが、振り返ると、そういえばこれだと。
なので、改めて言葉にして明日のショーに備えようと思ったのでした。

よし、これで糧にできた。

フォーカスとともにあらんことを。


最後までありがとうございました!私はいつ、何時、どなたからのサポートもありがたく受けさせていただきます!それが生きる道!