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2022年の振り返り~2023年の抱負


豊田市から念願の・・・

「来訪型マーケティング」と呼ばれるようになった下川織物の取り組み、事業戦略ですが今年も工場見学を通じて多くの方との出逢い、学びがありました。2022年の総括は、「次なるステップに向けた準備期間」と言えるかなと思います。2023年以降につながる出逢いやきっかけに恵まれたような一年でした。

5月に開催した「Galaxy2022~久留米絣関係世界~」より

次の五つに分けてまとめてみました。

・商品開発への取り組み
・海外展開
・海外交流
・コラボレーション企画
・新規事業構想(未来ビジョン)

職人として工場に立ち続けることが大事

1)商品開発は、下川織物の特徴の一つでもあります。

久留米絣+ドビー織機の整備、厚地素材の研究開発、高級素材を使用した久留米絣の風合いの追求など来年につながる成果を出すことが出来ました。

福岡市で開催されたミナペルホネン展にて

2)海外展開

2023年2月に国際見本市に出展。欧州を中心に新たな顧客開拓。今年蒔いた種を2023年に花を咲かせたいと思います。

7月に横浜で開催されたインドネシアのお祭りにて

3)海外交流

インドネシアのイカット「グリンシン」と久留米絣の交流。2020年2月に訪問し、セミナーを開催したパリの大学の皆さんの下川織物訪問。さらに2023年は、2年ぶりに海外からインターン生を受け入れようと思います。世界中に1,000人の弟子を作る。

12月に久留米市で開催された障害者バドミントン大会にて

4)コラボレーション案件

ダイハツのバドミントン大会のメダルストラップ。JR九州「ななつ星」のパジャマ。某ラグジュアリーホテルのインスタレーションなど今年も魅力的なコラボレーションのご縁をいただきましたが、来年に向けても意欲的に取り組んでいきたいと思います。


11月に訪問したトヨタ産業技術博物館にて

5)新規事業構想

絣美術館、ZUAN-Exhibition構想、下川織物の直近10年間の取り組みの集大成となるような事業構想を発案しました。

11月に豊田市で開催された「とも・ともフェスタ」にて

以上のような案件をもとに「未来ビジョン」を策定し2023年より邁進していきます。

加えて、久留米絣産地の底上げを図るために組合活動にもより一層尽力し「産地経営ビジョン」に基づいた産地改革、活性化事業を継続していきます。産地全体の活性化は、これからの個々の織元、産地関係者の維持、発展のためには重要不可欠となっていきます。


12月の寒空のもと、下川織物工場前

久留米絣織元 下川織物
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