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#4:豪雨が豪雨でなくなる日。

仕事の関係で毎年自然災害に遭われた人々に話を伺う機会がある。

今回は、令和2年7月豪雨の被害に遭われた方に聴いた話をシェアしながら、
感じたことをお話したい。

前述の通り仕事の関係で、
毎年自然災害に遭われた人々に話を伺う取材の仕事がある。

人の話を聴くのは好きだが、
被害に遭われた人の話を聴くのは気が重いのが正直なところだ。
最近は自然災害と呼ぶには生易しく、まさに天変地異という様相である。

これまでも、地震や台風を始めとする水害の話を聴いてきたが、
近年はそれが起こる頻度が増してきている気がする。

2011年には東日本大震災があった。
もうこんな大きな地震は起こらないだろうと思った。
でも、2016年には熊本地震があった。

2017年には「平成29年7月九州北部豪雨」があり、
熊本地震で被災された人たちの復興の最中だったこともあり、
大変気の毒に感じた。

2018年には、「平成30年7月豪雨=西日本豪雨」の話を伺った。
水没しそうになった家に閉じ込められてまさか自分と家族がこんなことになるとは思わなかったと涙ながらに話された人のことを今でも覚えている。

今回お話を伺った令和2年7月豪雨の被害に遭われた方も同じ話をされていた。
70代の男性だった。
昔幼い頃、この辺りの川が氾濫したことがあると聴いたことがあったそう。
だから当時まだ高価だった2階建ての家を建てた。万一に備えて。
でも今回はその2階も豪雨で沈んでしまった・・・

平成30年7月豪雨=西日本豪雨
https://www.youtube.com/resultssearch_query=%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B1%AA%E9%9B%A8

令和2年7月豪雨
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BB%A4%E5%

豪雨が豪雨でなくなる日。
は遠い将来のことではなくて、もう今起きている現実だと思う。

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