Webビジネス基礎講座1
これからWebビジネス(副業)始めたいと考えている方は、「かっこいいデザインのサイトが欲しいな」とか「Youtubeでインパクトのある動画が作れないかな」とか「SNSでフォロアー増やさなきゃ」と行きがちですが、それは時間の無駄です。まずは、あなたの提供したいモノとかサービス、コンテンツについて徹底的に吟味すべきです。
インターネットにおける顧客の購買行動
まず顧客のインターネットにおける購買行動のプロセスを確認しておく必要があります。なぜなら、このプロセスを意識しない限り、あなたのビジネスを完結できる可能性は低くなるからです。
「AISTAR」モデルをご説明します。
「AIDA」(注意ー関心ー欲求ー行動)モデルが従来の考え方ですが、いまや顧客のインターネット上での購買行動は複雑化しています。顧客は次のプロセスをたどるといわれています。
Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Trial(試行)
Action(行動)
Repeat(継続)
重要なのはまず Attention(注意)をいかに引き付けられるか?という点です。Web 上では「キャッチコピー」や「タイトル」「画像」など検索者が最初に目にするもの、これが大きく左右します。まず注意が引き付けられて初めてInterest(関心)を持つのです。
さらに 3 番目のステップ Search(検索)では『比較と検討』という行動が加わります。あなたが提供するものに、検索者がせっかく Interst(関心)を持ったとしても『比較と検討』段階で逃してしまっては意味がありません。(Amazonで購入したことのある方はよくご存知でしょう。)
そこで次の Trial(試行)の段階が施策上重要になります。
“無料提供”、“お試し期間”、物販であれば“商品サンプル”、リアルビジネスへの誘導であれば“クーポンや無料サービス””特別割引”など、インターネットを活用して提供できることは様々あります。最近ではAIのWebツールに一定の無料期間経過後に課金するケースもあります。
こうしたネットユーザー特有の購買行動を知ることは、Web で仕掛けを設計する際に重要な要素となります。
Webビジネスの要諦とは
さて、あなたが提供したいモノなりサービスを、無数にある情報の中から際立たせるには一体どうしたらよいのでしょうか?
ここで「差別化」という概念が必要になってきます。この差別化こそがWebだけでなくビジネスの本質といっても過言ではありません。差別化されたポイントを、簡潔に表現できるコンセプトを「USP」(ユニーク・セリング・プロポジション)といいます。
特に「ユニークである、際立っていること」を簡潔に表現できるか?これが非常に大切です。なぜならWebの検索者は一瞬にして情報を判断するからです。前述の通り、まずAttention(注意)を引き付け、いかにInterest(興味・関心)を持ってもらうか?これがインターネットビジネス最大の関門となります。
この「差別化」「USP」を意識しながらインターネットを検索すると、様々なヒントが得られるはずです。
メタ社の広告ライブラリで、競合ジャンルを見てみるとよいでしょう。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。経験上、この基本的ビジネス設計ができていないまま、広告出稿などしても、それはお金の無駄です。
では、どうすればよいのか?そのヒントになる情報も発信してまいりますので、少しでもお役に立てれば幸いです。
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