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【旅ろぐ】台湾食い倒れ3泊4日ー旅本篇③さよなら台北ー

さて3日はお寝坊からスタート(と言っても9時過ぎくらい。)
20代の自分は旅行で寝坊だなんて考えられなかった。せっかくの旅行、ましてや海外旅行なら尚更、「時間がもったいない」と言って、朝から活動しなくちゃいけないという謎の義務感を持っていたなぁとふと思い出す。30オーバーにもなってくると旅にも余裕が出てくるのか…。

さて本日の1食目はかの有名な『鼎泰豊』でブランチをすることに。お昼時はかなり待たなくてはいけないという噂だったので、11時の開店同時に駆け込むという作戦。作戦は功を奏し、すんなりと着席。だけど次から次へと席は埋まっていき、私たちが退散する頃には60分待ちの掲示が…。

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いよいよ夢にまで見た小籠包とご対面。
皮のひだが美しい。見ただけで薄く、繊細な事が伝わってくる。お箸で皮を割くと黄金のスープがレンゲいっぱいにジュワーっと溢れてくる。本当に美味しかった…。思い出すだけで口の中が涎でいっぱい…。その他は大好きな空芯菜炒め、ピリ辛ナス、ピリ辛の餃子(詳しい料理名は忘れました)。

その後はホテルオークラでお土産に美しい包装のパイナップルケーキを購入、その足でレトロな商店街『迪化街』へ。昔ながらの乾物店、お茶屋、布屋などがたくさんあり、少し路地に入ると古い味のある建物をリノベーションした雑貨屋さんやカフェなどもある。

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そこを何となくフラフラしたあと、3時のおやつにと向かった先は『冰讃』。お目当てはマンゴーかき氷[芒果雪花冰]。こちらのお店はなんとマンゴーの収穫期のみの営業(4月~10月)。今回の訪問は10月だったのでぎりぎりだった。人気店とだけあって行列が出来ていて(こちらも日本人多い)、10月といえどもまだまだ暑い台湾で溶けそうになりながら待つこと1時間程。待ちに待ったかき氷。

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ミルク氷の上にたくさんの完熟マンゴーと練乳。私たちはおまけに特製ミニプリンも付けた。口に含んだだけですーっと溶けていくふわふわのミルク氷と熟れた甘みの強いマンゴー。ひとさじ食べただけで、それまでの疲労と暑さがどこかに飛んで行った。周りでプリンを足している人は居なかったけど、このプリンも素朴なお味で良き。是非、みなさまもプリンをトッピングしてみて下さい。

かき氷で気分も疲労も相当リフレッシュしたけど、途中で購入したパイナップルケーキがあまりにも重く、腕が悲鳴を上げていたので一旦ホテルに戻った。お土産としてはオークラのものは箱も美しくお勧め出来るのだけど、1日の早めの時間帯に購入するのはお勧めしません。

台湾最後の夜は『士林夜市』に繰り出すはずだったのだけど、パイナップルケーキによる疲労で予定を変更。夜ご飯は近くの牛肉麺屋さん、その後に初日にお世話になったマッサージ店に行くことに。

牛肉麺のお店は『志明牛肉麺』。味ははまぁまぁと言ったところ。2日目に訪れた『永康牛肉麺』で感動しすぎたのかもしれない…(笑)。

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旅中2回通ったマッサージ店は『六心足體養生館』。地元の方が多く通っている印象。足つぼマッサージというと…のけぞりまわって痛がっている人をまず思い浮かべてしまうけど、そんなことはなく、たまに「痛ッ」となるくらい。痛がると「○○が良くないんだよ」と教えてくれ、丁寧に揉み解してくれる。本日は足だけではなく上半身のマッサージも付けて。日中重いパイナップルケーキを運んでガチガチだった身体が嘘みたいにほぐれ、70分のコースは一瞬で終わってしまった。どうしてマッサージの時間はあんなに早く時が過ぎていくのだろう…。

そんなこんなでセブンイレブンで購入したフルーツビールをお供に台湾3日目も終了。

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そして最終日。
この日の朝食は『可蜜達炭烤吐司』でホットサンド[起士肉蛋雙重奏]を。

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見て下さい!この流れ出てるチーズを!!
はさんである豚肉も柔らかく、朝から少し重そうだなと少し心配したけど、あっという間に完食。本当に何を食べても美味しい、台湾。

そして締めは『老虎堂Tiger Sugar』で[Black Sugar Boba Milk]を。日本ではタピオカ全盛期だったけど、何となく若者の飲み物だと思い避けていた私たちアラサー。だけど、よく見ると現地の方々も本当によく飲んでるという事で最後の最後にお試しを。あったかいモチモチのタピオカと黒糖の組み合わせは、間違いない美味しさ(ちょっと信玄餅を思い起こすような…)。冷たい牛乳に優しい黒糖の甘みも混ざって、あまり牛乳好きでない私もすっきり飲むことが出来た。

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最後の最後まで美味しかった台湾3泊4日。
台北101にも故宮博物院にも行ってないけど、わたしたち2人は大満足で台湾を大好きになった。
ちょっとレトロでなんだか懐かしい気持ちにもさせてくれる場所。
またいつの日か必ず訪れたい。

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曖昧な記憶とはっきりとした記憶を思い出しながら綴ってきた私の台湾【旅ろぐ】もこれにて終わり。

私の自己満な【旅ろぐ】にお付き合いいただきました皆様、本当にありがとうございました。

こうやって撮った写真を思い出しながら振り返るのも結構楽しく、大切な時間だなと感じたので、次は【バリ篇】でも書きたいなと密かに思っております。

これまでの【旅ろぐ】はこちら。


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