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PLIDAを受けてみよう

さて、今回からイタリア語検定試験PLIDAについて何回かに分けてお届けします。

そもそもPLIDAとは...

イタリア政府公認PLIDAイタリア語資格試験(PLIDA、伊: Progetto Lingua Italiana Dante Alighieri)は、イタリア語の政府公認資格。イタリア外務省とローマ・ラ・サピエンツァ大学による監修のもと、ダンテ・アリギエーリ協会が発行する公的な資格認定証 

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つまり英語のIELTSのようなものですね。

PLIDAは、日常的な場面でイタリア語を使うことのできる、最も初歩的なA1レベルから、イタリア語を母国語として教育を受けた人の実力と同等の最上級C2レベルまで、6つのレベルにわかれています。イタリアの大学や音楽院で勉強したい場合B2レベルの語学力が求められますので、留学準備のひとつとして、B2レベルを目指すことをすすめています。

もちろんB2レベルに合格したからといって、イタリア語がペラペラ喋られるようになるわけではありませんが、試験のための勉強で得られた知識や能力は土台となり、その後のコミュニケーション力向上に生きてくるわけです。

検定は基本的な言語能力を測るため、聞き取り、読解、作文、会話の4つの科目があります。試験は各科目30点が満点。合格のためには4科目の全てで、30点中18点を取る必要があります。受験者が4科目中3科目で及第点に達している場合は、次期の検定試験において、前回合格点に達しなかった科目のみを受験する資格が与えられます。

これからイタリア留学のために語学の準備を始めたいけど、何から取り掛かればいいのかわからないという質問を受けますが、私はまずこの検定試験を受けてみる、ということを勧めています。まだ、全然準備できていないから今回はちょっと...と受験を拒む気持ちもわかりますが、まだ受けたことのない方にとってまず必要なのは、準備ができていなくてもとにかく受けるということなのです。
第1回の受験は闇雲に勉強するよりもその後の勉強にとって大きな効果があります。
まず試験がどのようなものなのか知ることができます。そして、自分は何ができて何ができないのか具体的に把握することができます。私も受験後に勉強の火がついて一気に伸びた人を見てきました。

日本ではダンテ・アリギエーリ協会大阪支部と東京支部で年に数回開催されています。
残念ながら年に受験できる回数は少ないので、貴重な機会を逃さないようにしないといけません。


ダンテ・アリギエーリ協会大阪支部
osakadantealighieri.comhttps://www.osakadantealighieri.com › ...PLIDA検定試験 - ダンテアリギエーリ協会大阪支部

ダンテ・アリギエーリ協会東京支部
http://www.il-centro.net/wpd/%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e8%aa%9e%e6%a4%9c%e5%ae%9a-plida/

さて次回からは具体的な対策について私の経験と意見をお届けします!

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